季節の風を全身で受け止め、開放感あふれるドライブへと誘ってくれるオープンカー。
大人の趣味や休日の贅沢なひとときとして、「一度は洗練された輸入オープンカーを所有してみたい」と憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ車探しを始めてみると、「カブリオレ」「コンバーチブル」「ロードスター」「スパイダー」など、メーカーや車種によって実にさまざまな呼び名が存在します。
「自分にはどのタイプが合うのだろう?」「それぞれの違いは何だろう?」と迷ってしまう方も少なくありません。
本記事では、輸入オープンカーの代表的な種類や名称の違い、屋根(ルーフ)構造ごとのメリット・デメリット、そして大人世代にふさわしい注目の最新おすすめモデルまで、メーカーの公式発表や最新ニュース情報をもとに分かりやすく解説します。
目次
そもそも「オープンカー」は和製英語?
実は、「オープンカー」という言葉は日本で生まれた和製英語です。
海外の自動車先進国では通じないことが多く、英語圏やヨーロッパではルーフの開閉機構やボディ形状、乗車人数に応じて個別の名称で呼ばれています。
輸入オープンカーを検討する際は、まず海外で用いられている正式なカテゴリ名を知っておくことが、理想の1台に出会う第一歩となります。
輸入オープンカーの代表的な種類と名称の違い
オープンカーの呼び名は、「ベースとなったボディ形状」「乗車人数」「発祥した国やブランドの伝統」によって分類されます。
以下の代表的な5つのタイプを押さえておきましょう。
カブリオレ(Cabriolet)
語源は19世紀フランスの2輪軽快馬車「カブリオレ」に由来します。
実用的な後席を持つ4シーターモデルが多く、上質なインテリアとオープンエアの爽快感を両立させたエレガントな車造りが特徴です。
ベースとなるセダンやクーペの美しいデザインを活かしつつ、開閉式ルーフを備えたモデルに多く用いられます。
| 主なメーカー・車種 | メルセデス・ベンツ(CLE カブリオレ) メルセデスAMG (SL カブリオレ) ポルシェ(911 カブリオレ) アウディ(A5 カブリオレ) フォルクスワーゲン(T-Roc キャブリオレ) |

コンバーチブル(Convertible)
英語の「Convert(変形・変換させる)」が語源で、基本的にはカブリオレと同義のモデルを指します。
「ルーフを閉じた状態から、オープン状態に変化させることができる」という意味合いを含み、基本的にはカブリオレと同義のオープンモデルを指します。
| 主なメーカー・車種 | BMW MINI(MINI クーパー コンバーチブル) ジャガー(Fタイプ コンバーチブル) シボレー(コルベット コンバーチブル) フォード(マスタング コンバーチブル) |

ロードスター(Roadster)
もともとは屋根を持たない馬車が語源となっており、軽量なボディと素直なハンドリングで、走る歓びをダイレクトに追求したピュアスポーツモデルに多く採用されています。
既存モデルからの派生ではなく、最初から「2シーター(2人乗り)のオープン・スポーツカー」として専用設計されたモデルを指すのが一般的です。
| 主なメーカー・車種 | BMW(Z4) マツダ(ロードスター) テスラ(ロードスター) |

スパイダー(Spider / Spyder)
低い車高と左右に張り出したフェンダーの迫力あるシルエットが、まるで「蜘蛛(Spider)」を連想させることから命名されたと言われています。
主にイタリア車や、ポルシェなどのレーシングスピリットを宿した軽量・高スペックモデルに用いられ、官能的なエンジンサウンドと圧倒的な走行パフォーマンスが魅力となっています。
| 主なメーカー・車種 | フェラーリ(296 スパイダー、SF90 スパイダー) ランボルギーニ(ウラカン スパイダー) アルファロメオ(4C スパイダー) ポルシェ(718 スパイダーRS) |

タルガトップ / セミオープン(Targa / Semi-Open)
頭上のルーフパネル部分のみが脱着または格納できるオープンカーを指します。
両サイドのピラー(柱)やリアウィンドウを残したまま頭上だけを開放するため、走行中の巻き込み風が非常に少なく、クローズドボディに近い高いボディ剛性と安全性を維持できるメリットがあります。
| 主なメーカー・車種 | ポルシェ(911 タルガ) フィアット(500C / 500e Open) |

その他の種類
イタリア車の専用ボディを持つオープンカーの中には「バルケッタ」の名称がつくものがあり、「フィアット バルケッタ」「フェラーリ 550バルケッタ ピニンファリーナ」などがあります。
ロードスターよりも競技用車両に近いモデルの中には「スピードスター」の名称がつくものがあり、「ポルシェ 911スピードスター」などがあります。
【ルーフ構造の違い】ソフトトップvsハードトップ
輸入オープンカーを選ぶ上で、呼び名と同じくらい重要なのが屋根の構造(ルーフタイプ)です。
以前は金属屋根のハードトップも流行しましたが、現在はそれぞれの構造に明確な特徴があります。
ソフトトップ(キャンバス地・布製)
多層構造の特殊なキャンバス地や布素材で作られた電動幌(ほろ)です。
クラシカルでエレガントな風合いを持ち、多くの最新プレミアム輸入オープンカーで主流の構造となっています。

【メリット】
- ルーフ自体の重量が非常に軽く、車両の低重心化や軽快なフットワークに貢献します。
- 開閉アクションがスピーディで、ルーフ収納時もトランク容量を大きく圧迫しません。
- 幌ならではの上質でシックな佇まいがあり、ルーフを閉じたクローズ状態でも美しく絵になります。
【デメリット】
- 長年の青空駐車や直射日光によって生地が徐々に劣化するため、ボディカバーの利用や防水のお手入れが推奨されます。
- 防音材が進化しているものの、高速走行時の静粛性では金属パネルに比べるとわずかに譲る場合があります。
| 代表モデル | BMW(Z4) BMW MINI(クーパー コンバーチブル) ポルシェ(718ボクスター) メルセデス・ベンツ(CLE カブリオレ) |
ハードトップ(樹脂・金属製)
ボディと同素材の金属パネルや強化樹脂などで作られた格納式の硬質ルーフです。
ボタン一つでルーフが折りたたまれ、クーペからオープンへと姿を変えます。

【メリット】
- ルーフを閉じた状態では、一般的なクーペと変わらない抜群の静粛性と耐候性を発揮します。
- イタズラや盗難に対する耐性が高く、いたずら防止や青空駐車でも安心感があります。
【デメリット】
- 電動開閉の複雑な油圧・モーター機構やパネル自体が重いため、車両重量が増加して加速感や燃費に影響を与えることがあります。
- 折りたたんだルーフパネルを荷室内に格納する構造上、オープン時のトランクスペースが大きく制限されます。
| 代表モデル | メルセデス・ベンツ(SLC:旧SLK) BMW(4シリーズ カブリオレ:先代F33型モデル) |
近年はキャンバス生地の多層化や防音・断熱技術が飛躍的に進化しているため、最新のプレミアム輸入車では軽量で洗練されたスタイリングが際立つ「ソフトトップ(電動幌)」への回帰が世界的なトレンドとなっています。
おすすめの輸入オープンカー注目モデル
ここからは、大人の休日ドライブを贅沢に彩るおすすめの最新輸入オープンカーをピックアップしてご紹介します。
メルセデス・ベンツ CLE カブリオレ(カブリオレ)

CクラスとEクラスの美点を融合して誕生した最新のラグジュアリー4シーターオープンです。
フロントウインドウ上部から風を跳ね上げる「エアキャップ」や、シートのヘッドレスト下部から首元へ温風を送る「エアスカーフ」など、メルセデスならではの快適装備を搭載。
高速走行時でも風の巻き込みが最小限に抑えられ、季節を問わず大人4人が上質なクルージングを快適に楽しめます。
- ボディタイプ: 4シーター・電動ソフトトップ
- 駆動方式: FR(後輪駆動)
BMW Z4(ロードスター)

ロングノーズ・ショートデッキというスポーツカー伝統のプロポーションを誇るピュア・ロードスターです。
前後重量配分50:50にこだわった高剛性ボディと、BMW伝統の直列4気筒および直列6気筒ターボエンジンの鋭い吹き上がりは、ハンドルを握るたびに走る歓びを呼び覚ましてくれます。
一人またはパートナーとワインディングを軽快に駆け抜けたい男性にイチオシの1台です。
- ボディタイプ: 2シーター・電動ソフトトップ
- 駆動方式: FR(後輪駆動)
MINI クーパー コンバーチブル(コンバーチブル)
街乗りに映えるクラシカルかつプレミアムなデザインと、「ゴーカートフィーリング」と称されるキビキビとした走りが魅力です。
先進のデジタルインテリアを備えた最新世代モデルでは、さらに質感が向上。
大人4名が乗車できる後席を備えているため、パートナーやご家族とのドライブにもフレキシブルに対応できます。
日常のお買い物から週末のロングドライブまで、毎日のカーライフをパッと華やかに変えてくれる実用的なオープンモデルです。
- ボディタイプ: 4シーター・電動ソフトトップ
- 駆動方式: FF(前輪駆動)
ポルシェ 718 ボクスター / スパイダーRS
ドライバーの後ろにエンジンを配置するミッドシップレイアウトにより、他の追随を許さない吸い付くようなコーナリング性能を実現しているポルシェの最高峰オープンです。
日常使いからワインディングまで優雅にこなす「ボクスター」に加え、モータースポーツの技術を結集した自然吸気エンジンを搭載する「718スパイダーRS」など、妥協なき本物を求める男性の所有欲を満たし続けます。
- ボディタイプ: 2シーター・電動ソフトトップ(718スパイダーRSは軽量手動フード)
- 駆動方式: MR(ミッドシップ)
失敗しない!輸入オープンカー選び 3つのチェックポイント
憧れの輸入オープンカーを愛車として迎える際は、以下の3つのポイントを事前に確認しておくと安心です。
1. 利用シーンに応じた「座席数」の選択
完全な趣味・ソロドライブやパートナーとのドライブが主なら、軽快な走りを堪能できる2シーター(ロードスター/スパイダー)が適しています。
一方で、ご家族や友人を乗せる機会がある場合や、荷物を後席にサッと置きたいといった日常の利便性を重視するなら4シーター(カブリオレ/コンバーチブル)を選ぶのがスマートです。
2. 保管環境とルーフのお手入れ
ソフトトップ(布製ルーフ)は防水・耐候技術が飛躍的に向上していますが、長年の青空駐車や直射日光は生地の劣化や雨漏りトラブルの原因になります。
屋根付きの駐車場やボディカバーを用意できるか確認しておくと、美しさを末永く保つことができます。
3. リセールバリューとメンテナンス体制
オープンカーのルーフ機構(電動モーターや油圧アクチュエーターなど)は繊細な精密部品です。
定期的な点検を行える整備体制を確保することに加え、将来的な買い替えを見据えて専門需要が高くリセールバリューが良いモデルを選ぶのも賢い選択と言えます。
憧れの輸入オープンカーへの乗り換えなら「外車バトン」へ
「新しい輸入オープンカーに乗り換えたいけれど、今乗っている愛車の下取り評価に納得がいかない……」
「こだわりのオプション装備や大切に乗ってきたメンテナンス状態を、もっと正しく評価してほしい」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
輸入車は、単に年式や走行距離といった画一的な基準だけでなく、「メーカーオプションの価値」「限定車や人気カラーの希少性」「これまでの丁寧な整備・オイル交換などのメンテナンス履歴」など、専門知識があってこそ正しい価値が算出される世界です。
一般的な買取店では見落とされがちな隠れた加点要素も、輸入車に精通した査定士なら見逃しません。
輸入車専門の買取サービス「外車バトン」では、輸入車の知識豊富なプロスタッフが、あなたの大切な愛車を「加点主義」で丁寧に査定いたします。
愛車に込められた想いやこだわりもしっかり汲み取り、次のオーナー様へ大切に情熱をつなぐお手伝いをさせていただきます。
まずはお気軽に、「外車バトン」の無料査定依頼からお試しのうえ、憧れのオープンカーライフへの第一歩を踏み出してみませんか?
