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次の新型GLC発売前にメルセデス・ベンツGLCの「価値」を最大化する!高価買取のポイント
メルセデス・ベンツのミドルサイズSUV「GLC」は、その登場以来、日本市場で最も成功した輸入車の一つと言っても過言ではないでしょう。
流麗なクーペスタイルと実用性を兼ね備えた標準モデル、そして、一目でメルセデスとわかる上質な内装は、人生の成功とゆとりを求める層、特に30代から50代の男性オーナーに長く愛されています。
しかし、ライフスタイルの変化や新モデルのGLC発表に伴い、現在のGLCを手放すことをお考えの方もいるのではないでしょうか。
このコラムでは、輸入車買取のプロの視点から、最新の新型GLCの情報やあなたの愛車が持つ「現在の価値」、そしてGLCの査定額を最大化するための秘訣まで、徹底的に解説します。
【第一の波】2023年フルモデルチェンジ(X254)が登場!
もし、現在の愛車が2023年以前のGLC(X253型)だった場合、まず把握すべきは2023年に発表された新型GLC(X254型)です。このフルモデルチェンジによって、旧型(X253)の価値は一度大きく再評価されました。
1. 現行モデル(X254)の特徴と価格
現行モデルX254は、メルセデス・ベンツの電動化戦略に基づき、日本導入当初から全車が電動化されています。
- 全車MHEV(マイルドハイブリッド):主力モデル「GLC 220 d 4MATIC」は、2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンに48VのMHEVシステムを搭載。ISG(統合型スタータージェネレーター)によるブースト機能は、一時的に最高出力17kW、最大トルク200Nmを上乗せし、WLTCモードで17.7km/Lという優れた燃費性能を実現しています。
- デジタル・コックピット:インテリアはSクラス譲りのデザインで、12.3インチのドライバーディスプレイと、11.9インチの縦型有機ELメディアディスプレイが特徴です。
- 価格:GLC 220 d 4MATICの車両本体価格は、8,520,000円から(2023年3月発表時点)と、高級SUVとしての地位を確立しています。
| 項目 | 現行GLC 220 d 4MATICの主要スペック |
| エンジン形式 | 2.0L 直列4気筒ディーゼルターボ + ISG(MHEV) |
| WLTCモード燃費 | 17.7km/L |
| 車両本体価格(税込) | 8,520,000円から |
2. 2023年以降の追加モデル・パッケージ
現行モデル(X254)の登場後も、今日まで市場のニーズに合わせて新たなラインナップが追加されています。
- PHEVモデルの拡充:プラグインハイブリッドモデル(PHEV)が順次導入され、EV走行距離の伸長されています。
- 新エントリーグレード「Core」:2024年に入り、人気のオプション(AMGライン、パノラミックスライディングルーフ)のみに選択肢を絞り、価格を抑えた新エントリーグレード「GLC 220 d 4MATIC Core」が追加されました。
これは、高年式・フルオプションの旧型(X253)と直接競合するため、旧型の査定額を考える上で重要なベンチマークとなります。
【第二の波】買取市場を揺るがす「BEV新型GLC」の発表
そして今、最も注目すべきは先日のジャパンモビリティショー(2025)で日本初公開された新型BEV「GLC」の存在です。
これは、現行のMHEV/PHEVモデル(X254)をさらに超える「フル電動GLC」のコンセプトであり、将来的に内燃機関モデルの価値を大きく左右する「第二の波」となるでしょう。
1. 新型BEV GLCのコンセプトと特徴
- プラットフォームの一新:新型BEV GLCは、現行モデルのプラットフォームではなく、BEV専用に新設計されたFRベースのプラットフォームを採用しています。これは、走りの質とパッケージングにおいて、純粋なEVとしての性能を追求しているという現れです。
- デザインの電動化強調:外観は現行GLC(X254)のデザインを踏襲していますが、前後のライトにはメルセデスのEVデザイン言語であるスリーポインテッドスターマークが埋め込まれています。
- 個性的で先進的なフロントフェイス:特に注目すべきはフロントグリルで、942個のライトが組み込まれた、EV仕様独自のデザインとなっています。これは、メルセデスのデジタルとラグジュアリーの融合を象徴しています。
2. BEV GLC発表があなたの愛車に与える影響
新型BEV GLCの発表は、現行モデル(X254)だけでなく、旧型(X253)のオーナーにとっても重要です。
- 市場の電動化加速:メルセデスがGLCという基幹モデルで純粋なEVシフトを明確にしたことで、市場は内燃機関モデルの評価がより厳しくなる可能性があります。
- 早めの売却が吉:今後、BEVモデルが正式に発売される時期が近づくにつれ、現行モデル(X254)のリセールバリューは徐々に下落していくことが予想されます。旧型(X253)をお持ちなら、この下落が本格化する前に「旧型の中でも状態が良い車」として評価されるタイミングを見計らうべきでしょう。
【買取市場の動向】年代別GLCの相場と高価買取のヒント

新型BEVのプレッシャーが高まる今だからこそ、あなたの所有するGLCの評価ポイントを理解し、買取額を最大化することが重要です。
高価買取が期待できる年代やモデルについて個別にご紹介します。
1. GLC 220 d 4MATIC:市場の「主役」は揺るがない
ガソリンモデル(GLC 200/250)も良いですが、買取市場で最も安定した高評価を受けるのは、ディーゼルエンジンを搭載した「GLC 220 d 4MATIC」です。経済性と実用性のバランスが中古車市場で非常に高く評価されています。
2. マイナーチェンジ後の後期型(2019年〜2023年)
2023年以前のX253型でも高価買取は可能です。そのためには、まずは前期型と後期型の違いについてざっくりと把握しておきましょう。
| 比較ポイント | X253型 前期型(2016年〜2019年) | X253型 後期型(2019年〜2023年) |
| 評価される先進性 | 標準的なナビゲーションシステム | MBUX導入、タッチパッド操作 |
| エクステリア | 丸みを帯びたLEDライトデザイン | LEDライトデザインが一新(よりシャープに) |
| 買取の傾向 | 走行距離と状態が価格を大きく左右する。 | 新型に近いため、非常に高値安定。 |
2019年のマイナーチェンジ後のX253型の後期型は、新型X254型に近いデザインとMBUXの先進性を備えているため、最も需要が高く高値安定しています。
3. AMGハイパフォーマンスモデルは「別格」
「AMG GLC 43 4MATIC」や「AMG GLC 63 S 4MATIC+」は熱心なファン層が存在するため、市場全体の価格変動に左右されにくく、常に高いリセールバリューが期待できます。
メルセデス・ベンツGLCの査定相場はいくら?
GLCクラスの売却を検討する方に参考になるのが、市場で流通量が多く人気が高い主要グレードの買取相場です。
ここではディーゼルモデルで人気の高い「GLC 220 d 4MATIC」とガソリンモデルの「GLC 250 4MATIC」を中心に、年式ごとの買取相場の目安をご紹介します。(2025年時点)
| 主要グレード | 年式(経過年数) | 買取相場価格(目安) | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| GLC 220 d 4MATIC | 2023年式(2年落ち) | 約348万円 〜 765万円 | 走行距離が少ない高年式車は、ISG搭載モデルも含め高値がつきやすいです。 |
| 2021年式(4年落ち) | 約279万円 〜 562万円 | ディーゼルエンジンは人気が高く、安定した相場を維持する傾向があります。 | |
| 2019年式(6年落ち) | 約115万円 〜 360万円 | 走行距離やオプションの有無によって価格の幅が広がりやすい年式です。 | |
| GLC 220 d 4MATIC AMGライン | 2022年式(3年落ち) | 約272万円 〜 484万円 | 専用装備が充実したAMGラインは、査定で優遇される傾向にあります。 |
| GLC 250 4MATICスポーツ (ガソリン) | 2018年式(7年落ち) | 約125万円 〜 252万円 | ガソリンモデルはディーゼルに比べて相場が低めの傾向がありますが、コンディション次第で高額査定されることも。 |
| 2016年式(9年落ち) | 約114万円 〜 276万円 |
※中古車市場の需給や時期によって価格は常に変わります。
※実際の買取価格は、走行距離、オプション、ボディカラー、車両の状態(修復歴の有無など)などによって、記載された目安から変動する可能性があります。
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【査定額を最大化する】GLC特有の高額査定ポイント

愛車の査定額を最大限に引き出すためには、一般的な清掃や整備記録に加え、メルセデス・ベンツ GLC特有の評価ポイントを押さえる必要があります。
1. 整備記録簿は「命」:ディーラー履歴とアドブルー管理
輸入車、特にメルセデスは、正規ディーラー(ヤナセ、シュテルンなど)での点検・整備履歴が非常に重要視されます。
- 車両の信頼性:高度な電子制御を持つメルセデスは、正規の整備履歴が信頼性の証明となり、これが欠けると査定額は大きく下がります。
- ディーゼル車固有のチェック:GLC 220 dの場合、排出ガス浄化剤である「AdBlue(アドブルー)」の補充履歴と、インジェクターやD.P.F.(ディーゼルパティキュレートフィルター)周りのメンテナンス状況が査定士によって厳しく確認されます。
2. 人気オプションの「必須パッケージ」をアピール
GLCの査定で大きく加点される、市場での需要が高いオプションパッケージを必ずアピールしてください。
- AMGライン:内外装のスポーティな意匠は、中古市場で絶大な人気を誇ります。
- パノラミックスライディングルーフ:高級感と開放感を高める大型ガラスルーフは、特に人気の高いオプションです。
- 安全装備(RSP):レーダーセーフティパッケージ(RSP)は、現代のメルセデスにおける必須装備と見なされており、高額査定のための前提条件となります。
3. インテリアの「革の状態」と「特有の傷」は重要
メルセデスは内装の質感を重視するため、以下の状態が厳しくチェックされます。
- ARTICO/レザーシートの状態:運転席側のサイドサポート部分のスレや、レザーシートのシワ・ひび割れがないこと。これらは年式以上に古さを感じさせ、マイナス評価に直結します。
- ピアノブラックパネル:センターコンソールなどに使用されているピアノブラック調のパネルは、指紋や拭き傷が目立ちやすい素材です。査定前に丁寧に磨いて、査定士の心証を良くしましょう。
4. タイヤは「純正承認マーク」の確認を
メルセデス・ベンツ車には、車両の性能に合わせて開発された純正承認タイヤ(MO/MOEマーク)が装着されていることが理想とされます。
タイヤ交換歴がある場合は、銘柄や溝の深さに加え、この承認マークがあるタイヤかどうかも査定士は確認します。これがあるかないかも評価に影響します。
メルセデス・ベンツGLCの査定依頼は外車専門の「外車バトン」へ

メルセデス・ベンツ GLCは、新型BEVの登場により、内燃機関モデルの価値が過渡期を迎えています。今、あなたのGLCが持つプレミアムな価値を最大限に引き出すためには、この市場の動きを正確に読み解き、専門的な要素を正しく評価できる買取店を選ぶことが後悔しない売却の結論です。
外車バトンは、メルセデス・ベンツをはじめとする輸入車に特化した買取サービスです。GLCのマイナーチェンジ前後の装備や、今後のBEVシフトによる市場の変化を理解した輸入車専門の査定士が、あなたのGLCをグローバルな市場価値に基づいて正確に評価します。
【外車バトンの3つの強み】
- 専門知識:GLCのオプションやモデルの希少性を深く理解し、適正な高額査定を実現。
- 高価買取ネットワーク:国内だけでなく、海外の需要も視野に入れた独自の販売ルートを持つため、常に最高水準の買取価格を提示。
- 安心と実績:輸入車オーナーの乗り換えを多数サポートしてきた実績に基づき、手続きから入金までスムーズで安心な取引をお約束します。
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