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【2023年秋】輸入車の限定モデル紹介

2023-12-5

高級感や特別感のあふれるカーブランド・車種が数多く揃う外車の中でも、ひときわ特別な存在感を放つのが「限定モデル」。
販売期間が短かったり、販売台数がかなり少なかったりと、希少性の高い外車の限定モデルは憧れの存在です。
今回は2023年秋に発表・発売された外車の限定モデルをチェックしていきましょう。

EQS 450+ Edition1/メルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツの電動ブランド「メルセデスEQ」から発売される初のラグジュアリー電気自動車(EV)。日本国内での限定生産となります。
フラッグシップモデルである「S-Class」のEVバージョンに位置付けられる大型サルーン「EQS450+」のAMGラインエクステリアを搭載した特別仕様車となっています。

「EQS 450+ Edition1」は「EQS450+」をベースに、通常モデルにはないオブシディアンブラック/ハイテックシルバーのツートーンペイントのボディカラー、スポーティーなAMGラインデザイン、21インチのAMGマルチスポークホイール、そして左右フェンダーに「Edition One」のバッジを施した、特別な外装となっています。
また、内装も「EQS 450+ Edition1」専用のネバグレー/リフレックスブルーのナッパレザー内装となっており、ラグジュアリー感と快適性を両立させた車内空間となっています。

販売時期2023年10月6日予約受付
販売価格2,157万円
販売台数国内 30台 ※日本限定車
公式ページhttps://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/saloon/eqs/overview.html
プレス発表
https://media.mercedes-benz.jp/EQS-450-%252B-Edition1%E3%82%92%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%99%BA%E5%A3%B2/

Mercedes-Maybach S-Class Haute Voiture/メルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツのハイクラスブランドである「メルセデス・マイバッハ」。
マイバッハはメルセデス・ベンツにはない独自のエンブレムが使用されていたり、「MAYBACH」のロゴが様々な場所に施されていたりします。
デザインは専用のカラーリング、フロントグリルのデコレーション、専用ホイール、高級家具のようなエグゼクティブシートが特徴的。そのほかにも、内外装ともに通常の「メルセデス・ベンツ S-Class」には用意されていない、高級感あふれる様々なオプションを選択することができます。

「Mercedes-Maybach S-Class Haute Voiture」は「メルセデス・ベンツ S-Class」のさらに高級バージョンに位置付けられた特別仕様車です。

「Mercedes-Maybach S-Class Haute Voiture」は「Mercedes-Maybach S680 4MATIC』をベースとし、服飾デザイナーが顧客に世界に1つだけの完全オリジナルデザインで作成する高級仕立服「オートクチュール」から発想を得て、洗練されたラグジュアリーを体現した1台となっています。
ボディカラーはライトローズゴールドとノーティックブルーの華やかなツートーン。内装も贅沢な空間が広がるほか、「Haute Voiture」のロゴ入りシリアルプレートや専用フロアマットなど、「Mercedes-Maybach S-Class Haute Voiture」でしか味わえない高級感あふれる工夫がふんだんに施されています。

販売時期2023年9月27日~10月17日予約受付
販売価格6,300万円
販売台数国内 3台(全世界 150台)
公式ページhttps://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/brand/maybach-hautevoiture.html
プレス発表
https://media.mercedes-benz.jp/-%E3%80%8CMercedes-Maybach-S-Class-Haute-Voiture-%E3%80%8D%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8/

AMG S63 E PERFORMANCE Edition1/メルセデスAMG

メルセデス・ベンツのフラッグシップモデル「S-Class」のハイパフォーマンスモデルである「AMG S63」。「AMG S63 E PERFORMANCE Edition1」はこの「S63 Eパフォーマンス」の特別仕様車として販売されるスーパーラグジュアリーサルーンです。

F1テクノロジー由来の駆動システムと、フロントに4.0リッターV8 エンジン、リアにバッテリーとモーターを搭載したプラグインハイブリッドのパワートレインを搭載しています。
フロントデザインは、Sクラスで初の垂直ルーバーとセントラルスターグリルを備えた、AMG専用フロントグリルを採用。
ボディカラーはMANUFAKTURのアルペングレー(ソリッド)と、随所にブラックアクセントが施されています。また、給油口にはシルバークロームのAMGロゴ入りフューエルフィラーキャップや、「Edition1」のロゴ入りインドアカーカバーが装備されています。

販売時期2023年9月27日~10月17日予約受付
販売価格4,040万円
販売台数国内 30台(全世界 不明)
公式ページプレス発表
https://media.mercedes-benz.jp/-%EF%81%AE-%09Mercedes-AMG-C-63-S-E-PERFORMANCE/

クラブマン ファイナルエディション/BMW MINI

1969年に発売開始、数度のモデルチェンジ、そして2008年にBMWグループ製のモデルが発売開始されるなど、長い歴史を経て愛されてきたステーションワゴンです。
現行モデルは世界の中で特に日本で人気が高くなっていますが、2023年末(日本は2024年)で生産終了となり、より大きなボディを持つSUV「MINI クロスオーバー」がその役目を引き継ぐ形となります。

「BMW MINI クラブマン ファイナルエディション」は、生産終了前の最後の限定モデルとして販売されています。外装は銅を想起させる「シマー・コッパー」がアクセントカラーとして各所に使用されており、ラジエーターグリル周りや、ボディ下部のストライプアクセント、ホイールの装飾などがシマー・コッパーで統一されています。また、1969年に初代「MINI クラブマン」が発売されたことから、「BMW MINI クラブマン ファイナルエディション」は世界限定1969台の販売となっており、1969台のうちの1台を意味する「1 of 1969」 のロゴが特別感を象徴しています。

販売時期2023年10月5日
販売価格Cooper S 554万円
Cooper SD 567万円
販売台数Cooper S 国内100台
Cooper SD 国内220台
(全世界 1,969台)
公式ページhttps://www.mini.jp/ja_JP/home/range/clubman-final-edition.html

RS competition/アウディ

アウディの車は、6つのモデルごとにアルファベットと数字で構成された名前が付けられており、アルファベットは各シリーズの特徴を、数字は車体の大きさを表しています。
ベーシックなAシリーズをベースに、スポーティーに進化したSシリーズと、Sシリーズの更なるハイパフォーマンスモデルであるRSシリーズがあります。
なお、Sは「Sport(スポーツ)」、RSは「Racing Sport(レーシングスポーツ)」に由来します。今回のモデルは、プレミアムミッドサイズのステーションワゴン「RS 4 Avant」と4ドアクーペ「RS 5 Sportback」にAudi Sportが培ってきた技術を詰め込んだ特別仕様車です。

「RS 4 アバント RS competition」「RS 5 スポーツバック RS competition」は、Audi Sportが培ってきた技術とノウハウを惜しみなく注ぎ、専用チューニングをし、走りから内外装まで刺激的に研ぎ澄ましたモデルです。内外装ともに随所に特別仕様が施されており、スポーティかつ洗練されたイメージを演出しています。

販売時期2023年9月26日
販売価格RS 4 アバント RS competition 1535万円〜
RS 5 スポーツバック RS competition 1660万円〜
販売台数RS 4 国内 17台
RS 5 国内 8台
(全世界 不明)
公式ページ[RS 4]
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/special_offer/limited_edition/rs4_avant_rs_competition.html
[RS 5]
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/special_offer/limited_edition/rs5_sportback_rs_competition.html

Giulia Quadrifoglio 100th Anniversario/アルファロメオ

「Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」は、アルファロメオのセダン「Juria(ジュリア)」のハイパフォーマンスモデルに位置付けられ、アルファロメオのシンボルともいうべきモデル。
エンジンに510馬力を発揮する2.9LのV6ツインターボエンジンを搭載し、まるでスーパーカーのような走りをみせるのが特徴的。
「Quadrifoglio 100th Anniversario」はこの「Quadrifoglio」の限定モデルです。

「Quadrifoglio 100th Anniversario」は、クアドリフォリオ(=四つ葉のクローバー)のエンブレムを装着した最初のレーシング仕様のモデル「RL」が、1923年タルガ・フローリオで優勝してから100周年を迎えることを記念して発売されました。
「100」のロゴや専用装備をはじめ、特別なスペックを盛り込んだ1台となっています。

販売時期2023年9月30日より予約受付
販売価格1,408万円
販売台数国内 17台(全世界 100台)
公式ページhttps://www.alfaromeo-jp.com/models/special-series/quadrifoglio-100-anniversario

F-TYPE ZP EDITION(Fタイプ ZP エディション)/ジャガー

その特徴をジャガーは2025年以降、すべての販売モデルをBEV(電気自動車)に統一し、ピュアEVのラグジュアリーブランドへ生まれ変わります。
それに伴い、内燃エンジン搭載スポーツカーである「F-TYPE」は2024年で生産終了となり、生産終了年の限定モデルとして「F-TYPE ZP EDITION」が販売されます。

ジャガーのフラッグシップモデルであるピュアスポーツカー「F-TYPE」は、骨太なコックピットと力強さと美しさを併せ持つフロント、重厚感のある上質な内装が特徴です。
その特徴を受け継ぐ「F-TYPE ZP EDITION」は、ジャガーがデザインする最後の内燃エンジン搭載スポーツカー。1960年代を象徴する「E-TYPE」の2台のレーシングカーに発想を得たデザインとなっています。
あらゆる路面と天候で卓越したパフォーマンスを発揮できるガソリンエンジンや4WDシステムを搭載し、スポーツカーとしての威力を存分に発揮できる走行性となっています。
「F-TYPE ZP EDITION」の文字が入ったトレッドプレートやダッシュボードなど、そして世界限定150台のうちの1台を意味する「ONE OF 150」と刻印されたSV BESPOKEのコミッショニングプレートも装着されています。

販売時期2023年10月13日
販売価格2,363万円
販売台数国内 12台 ※クーペタイプのみ(全世界 150台)
公式ページhttps://www.jaguar.co.jp/about-jaguar/special-vehicle-operations/f-type-zp-edition.html

ゴースト Black Badge Ghost Ekleipsis Private Collection/ロールスロイス

英国の最高級カーブランド・ロールスロイスのサルーン「ゴースト」。ロールスロイスが唱える「空飛ぶ絨毯」のような快適な乗り心地を味わえるだけなく、山道やワインディングロードでパワーを感じる操縦性で、他のロールスロイス製の車にはない運転の喜びが感じられる特徴的な1台です。
「ゴースト Black Badge Ghost Ekleipsis Private Collection」はこの「ゴースト」の特別仕様車です。

「ゴースト Black Badge Ghost Ekleipsis Private Collection」は皆既日食から発想を得て、特別なカスタマイズを施したモデル。
ボディカラーには銅粉が含まれており、通常はダークに見えますが光を受けると虹色の光沢を放ちます。
また、皆既日食を思わせるデザインも随所に見られます。ドアが閉まりエンジンが始動すると、ルーフライナーがまるで皆既日食の日の日中に輝く星のように光ったり、ダッシュボードが0.5カラットのブリリアント・カット・ダイヤモンドで装飾され、星のように光ったりするなど、徹底して皆既日食の世界観が味わえる1台となっています。

販売時期2023年10月12日発表
販売価格不明
販売台数全世界25台(完売)
公式ページhttps://www.rolls-roycemotorcars.com/ja_JP/bespoke/private-collection-cars/black-badge-ghost-ekleipsis.html

A110S エンストン/アルピーヌ

ハイパワーエンジン、専用にチューニングされ、よく曲がるシャシー、洗練されたデザインを持つライトウェイトクーペである「A110S」。レーストラックから一般道路での走行まで楽しめるスポーツカーです。
スポーティーでありながらも、気品の漂うエレガントなインテリアとなっており、上質な素材と最新のテクノロジーの融合により、ドライビングの楽しさと快適さを両立した1台になっています。

アルピーヌF1チームのF1マシンは、英国・エンストンにある工場でシャシーを製造しており、今回の「A110S エンストン」は、そのエンストン工場が長年培ってきた、F1マシンには欠かせないカーボンパーツの高度な成型技術とノウハウを活用した限定モデルとなっています。
ハンドル位置・2色のボディカラー(グリ トネール マット・アルジャン メルキュール マット)・3つのエクステリアオプション(専用ユニオンジャックルーフデカール・カーボンルーフ・エアロキット)が選択できるのが特長。
32通りもの組み合わせの中から、好みにカスタマイズした1台をオーダーすることができます。
なお、この限定モデルにはシリアルナンバーが付いた専用プレートが施されています。

販売時期2023年9月21日受注開始
販売価格1,250万円〜
販売台数国内 20台(全世界 300台)
公式ページhttps://www.alpinecars.jp/model/a110-s-enstone/

SF90 XX Stradale/フェラーリ

フェラーリ初の量産型PHEVとして発売された「SF90 Stradale」。フェラーリの量産型モデルとしては史上最速の走りをみせます。そしてPHEVの特性上、高速のフェラーリとしては異質の非常に静かな音で走行します。今までの車とは異なる新種の速さや走行性を体感できる仕様となっています。

フェラーリは過去20年にわたって、高度な運転スキルを備えたドライバーを対象に公道走行は認可されていないものの、サーキットを限界走行できる開発プログラム「XXプログラム」を実施しています。
今回、その「XXプログラム」初の公道走行可能なモデルとして、「SF90 XX Stradale」を限定発売しました。エンジン・トルク・モーターいずれも、通常の「SF90 Stradale」よりパワーが強化されています。

販売時期2023年9月20日発表
販売価格1億2000万円
販売台数全世界で799台(完売)
公式ページhttps://www.ferrari.com/ja-JP/auto/sf90-xx-stradale

発表・予約開始とともに完売になったり、高い倍率の抽選が行われたりし、熾烈な競争を勝ちぬいた一部のオーナーのみが購入できる限定モデル。
限定モデルは高価な車が多いものの、値崩れがしにくく、その希少性から数年後には販売価格以上に値上がりするものも。そのため投資や資産形成の目的で購入されるケースもあり、限定車は投資家の間でも話題となっているようです。

当然、投資ばかりでなく希少な限定車を所有すること自体にも意味があります。なかにはその車のブランド力を高めるため、ある一定のステークホルダーにのみ販売をするというケースもあり、その車両を購入できることが一種のステータスになりえるのです。

このように限定車を所有する意義やメリットを考えることも、今の車選びの基準のひとつかもしれません。

限定車を購入することは簡単ではありませんが、展示会やメーカー発表のニュースなど、まめにチェックすることで情報を仕入れることは可能です。
車選びの基準がデザインや性能だったりする方も、今までとはまた違った観点で車探しをしてみるのも面白いかもしれませんね。

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