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ピックアップトラックとは?メリット・デメリットやおすすめ車種11選を紹介

(最終更新日:

車の豆知識

日本で買えるピックアップトラック タイトル画像

大きな荷台を備え、アメリカンでタフなスタイルが魅力の「ピックアップトラック」。

近年はキャンプやサップ(SUP)といったアウトドアブームの高まりや、ライフスタイルを車で表現したいユーザーの増加に伴い、日本国内でも急速に注目を集めています。

今回は、ピックアップトラックの基本的な特徴や維持費の仕組み、所有するメリット・デメリットをはじめ、今おすすめしたい国産・輸入(外車)の注目モデルを最新情報に基づいて詳しく解説します!

ピックアップトラックとは?

ピックアップトラックとは、乗員が乗るキャビン(車内空間)の後ろに、屋根のない開放的な荷台(デッキ)を備えた自動車のことです。

アメリカでは日常の足や仕事道具として絶大なシェアを誇るカテゴリーですが、日本でも「タフでかっこいい」「荷物を気兼ねなく積める」として趣味車・ファミリーカーの選択肢として人気が定着しています。

ナンバー分類と車検の注意点

日本国内でピックアップトラックを登録する場合、基本的には普通乗用車(5ナンバー/3ナンバー)ではなく、「1ナンバー(普通貨物車)」または「4ナンバー(小型貨物車)」扱いとなります。

自動車税が安い

貨物車扱いとなるため、同じ排気量の普通乗用車と比べて毎年の自動車税(種別割)が大幅に安く抑えられます。

車検は毎年

新車登録時の初回車検は2年後(乗用車は3年後)、それ以降は「毎年車検」となります。

高速道路料金

1ナンバー(中型車扱い)の場合、高速道路料金が普通車より約2割高くなり、休日割引が適用外となる点に注意が必要です。

ピックアップトラックのメリット・デメリット

購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、ピックアップ特有の特徴をしっかり把握しておきましょう。

メリット

圧倒的な積載力とタフな使い勝手

キャビンと分かれた独立した荷台のため、泥のついたキャンプギアや濡れたサーフボード、バイクなども車内の汚れや匂いを気にせず気兼ねなく投げ込めます。

水でサッと洗い流せるタフさも魅力です。

所有満足度を高める圧倒的なスタイリング

SUVやミニバンとは一線を画す力強いフォルムは、街中でも抜群の存在感を放ちます。

高い車高とワイルドなデザインは、乗っているだけで自分のライフスタイルを表現できる特別な満足感を与えてくれます。

大排気量でも「自動車税」が格安

1ナンバーなどの貨物車登録となるため、毎年の自動車税(種別割)が乗用車に比べて大幅に安く抑えられます。

排気量が大きなモデルであっても税制上のメリットを大きく享受できます。

デメリット

「毎年車検」による手間とスケジュール管理

貨物車登録の場合、新車時の初回こそ2年ですが、以降は「毎年車検」となります。

2年に1度の乗用車と比べて、点検整備の手間や工場へ持ち込むスケジュール調整が増える点には注意が必要です。

ボディサイズによる取り回しと駐車場の制限

全長5mを超えるモデルが多く、日本の狭い路地やコインパーキングでは運転に気を使います。

全高や全長の制限により、立体駐車場や機械式駐車場に入らないケースが多いため事前の確認が必要です。

荷台の「雨・雪対策」と「盗難防止対策」が必須

標準状態では荷台に屋根がないため、走行中の雨濡れや荷物の盗難リスクがあります。

安心して荷物を積みっぱなしにするには、鍵付きトノカバーなどのオプション装着が事実上必須となります。

おすすめのピックアップトラック 輸入車9選

フォード F-150 / F-150 ライトニング(EV)

全米ベストセラーを何十年も走り続けるピックアップトラックの絶対王者。

迫力のサイズ感とラグジュアリーな内装が特徴で、近年は100%電気で走るフル電動モデル「F-150 ライトニング」も話題を集めています。

フォードF40
発売時期北米:2020年秋(現行14代目) / EVモデル「ライトニング」は2022年4月
主要スペックサイズ:全長 約5,890mm × 全幅 約2,030mm × 全高 約1,960mm
パワートレイン:3.5L V6ツインターボ+モーター(HEV例:321kW / 773Nm)
駆動方式:パートタイム4WD / フルタイム4WD
公式サイトFord F-150 公式サイト(英語)

シボレー シルバラード(CHEVROLET SILVERADO)

V8エンジンの心地よい重低音と、アメリカンマッスルなスタイリングが魅力の大型ピックアップ。

現地ではワークユースからラグジュアリー仕様まで幅広いグレードが存在します。

シボレー シルバラード
発売時期北米:2018年(現行4代目) / 2022年大幅マイナーチェンジ
主要スペックサイズ:全長 約5,885mm × 全幅 約2,063mm × 全高 約1,918mm
パワートレイン:6.2L V8 ガソリンエンジン(313kW / 624Nm)
駆動方式:4WD
公式サイトChevrolet Silverado 公式サイト(英語)

RAM 1500(ラム)

旧ダッジ・ラムの流れを汲むプレミアムトラック。

エアサスペンションによるしなやかな乗り心地と、高級セダン顔負けの豪華なインテリアで長距離ドライブも快適です。

RAM 1500(ダッジ・ラム 1500)
発売時期北米:2018年(現行5代目) / 2025年モデルより新世代エンジン導入
主要スペックサイズ:全長 約5,916mm × 全幅 約2,085mm × 全高 約1,971mm
パワートレイン:3.0L 直列6気筒ツインターボ「Hurricane」(313kW〜399kW)
駆動方式:4WD
公式サイトRAM 1500 公式サイト(英語)

トヨタ タコマ(TACOMA) / タンドラ(TUNDRA)

北米トヨタが製造する逆輸入ピックアップ。

日本でも扱いやすいミドルサイズの「タコマ」と、V6ツインターボやハイブリッドを積むフルサイズの「タンドラ」があり、高い耐久性とリセールバリューで日本でも絶大な人気を誇ります。

トヨタ タコマ
トヨタ タコマ
発売時期北米:タコマ 2023年5月(現行4代目) / タンドラ 2021年12月(現行3代目)
主要スペックサイズ(タコマ):全長 約5,410mm × 全幅 約1,950mm × 全高 約1,890mm
パワートレイン:2.4L 直4 ガソリンターボハイブリッド(243kW / 630Nm)
駆動方式:4WD
公式サイトToyota USA Tacoma 公式サイト(英語)

ジープ グラディエーター(Jeep GLADIATOR)

人気SUV「ラングラー」の骨格とデザインをベースに、後部に大きな荷台を結合した唯一無二のライフスタイル・トラック。

ルーフやドアを取り外してオープンエアで走ることも可能です。

ジープ グラディエーター
発売時期日本:2021年11月
主要スペックサイズ:全長 5,600mm × 全幅 1,930mm × 全高 1,850mm
パワートレイン:3.6L V6 DOHCガソリンエンジン(209kW / 347Nm)
駆動方式:セレクトラックフルタイム4WDシステム
公式サイトJeep グラディエーター 公式サイト

テスラ サイバートラック(TESLA CYBERTRUCK)

ステンレス鋼のウルトラハード外骨格と未来的な直線デザインで世界に衝撃を与えたフル電動(EV)ピックアップ。

圧倒的な加速性能と近未来的インテリアが特徴です。

テスラ サイバートラック
発売時期北米納車開始:2023年11月
主要スペックサイズ:全長 5,682mm × 全幅 2,200mm × 全高 1,791mm
パワートレイン:3モーターAWD「Cyberbeast」(630kW / 0-100km/h加速 約2.7秒)
駆動方式:全輪駆動(EV)
公式サイトTesla Cybertruck 公式サイト

GMC シエラ(GMC SIERRA)

シボレー・シルバラードと兄弟車でありながら、より洗練されたプレミアム感を強調したモデル。

最上級グレード「デナリ(Denali)」はウルトララグジュアリーな質感を誇ります。

GMC SIERRA(シエラ)
発売時期北米:2018年(現行5代目)
主要スペックサイズ:全長 約5,890mm × 全幅 約2,063mm × 全高 約1,918mm
パワートレイン:6.2L V8 ガソリン(313kW / 624Nm)
駆動方式:4WD
公式サイトGMC Sierra 公式サイト(英語)

リヴィアン R1T(RIVIAN R1T)

アメリカの新興EVメーカーが手掛ける「電動アドベンチャートラック」。

4モーターによる脅威の走破性と、キャビンと荷台の間に穿たれたトンネル状の収納スペース(ギアトンネル)など、革新的なアイデアが満載です。

RIVIAN R1T
発売時期北米納車開始:2021年9月
主要スペックサイズ:全長 5,514mm × 全幅 2,078mm × 全高 1,986mm
パワートレイン:クアッドモーターAWD(最大約623kW / 1,230Nm)
駆動方式:4輪独立モーター(EV)
公式サイトRivian R1T 公式サイト(英語)

フォルクスワーゲン アマロック(VW AMAROK)

欧州メーカーが手掛けるスタイリッシュなミドルサイズトラック。欧州車らしい質感の高い走りと無骨なピックアップの機能性を両立しています。

フォルクスワーゲン アマロック
発売時期欧州:2022年7月(現行2代目)
主要スペックサイズ:全長 5,350mm × 全幅 1,910mm × 全高 1,880mm
パワートレイン:3.0L V6 ディーゼルターボ(184kW / 600Nm)
駆動方式:4MOTION(4WD)
公式サイトVW Amarok 公式サイト(ドイツ語)

今、人気の国産ピップアップトラック

北米市場が中心と思われがちなピックアップトラックですが、日本国内でもディーラーで手に入る「正規ラインナップ」が存在します。

国産モデル最大の強みは、日本の道路事情やインフラに配慮されたボディサイズと、全国の正規ディーラーによる手厚いアフターフォローやメンテナンス性の高さです。

アウトドアやレジャーの相棒としてはもちろん、街乗りにも馴染む洗練されたデザインを備えた、今日本で買える注目の国産正規ピックアップトラック2選をご紹介します。

トヨタ ハイラックス(HILUX)

日本市場におけるピックアップトラック人気の牽引役。

タフなラダーフレーム構造と信頼性の高いクリーンディーゼルエンジンを搭載。
普段使いから本格オフロードまでこなす、日本で最も維持しやすい王道モデルです。

トヨタ タコマ ダブルキャブ(ハイラックス)
発売時期日本:2017年9月(現行8代目・日本再投入)
主要スペックサイズ:全長 5,320mm × 全幅 1,855mm × 全高 1,800mm
パワートレイン:2.8L 直列4気筒ディーゼルターボ(150kW / 500Nm)
駆動方式:パートタイム4WD
公式サイトトヨタ ハイラックス 公式サイト

三菱 トライトン(TRITON)

新世代のパドルシフト付きディーゼルターボや「超進化型スーパーセレクト4WD-II」を引っ提げて日本市場へ復活。

力強いフロントデザイン(ダイナミックシールド)と、乗用車顔負けの上質なインテリア・快適性が魅力です。

三菱/トライトン
発売時期日本:2024年2月(現行3代目)
主要スペックサイズ:全長 5,320mm × 全幅 1,865mm × 全高 1,795mm
パワートレイン:2.4L 直列4気筒クリーンディーゼルツインターボ(150kW / 470Nm)
駆動方式:4WD(スーパーセレクト4WD-II)
公式サイト三菱 トライトン 公式サイト

ピックアップトラックの維持費目安

購入時に気になる維持費について、トヨタ・ハイラックス(1ナンバー)を例に確認してみましょう。

項目年間費用の目安・特徴
自動車税(種別割)年間 16,000円(※同排気量の普通乗用車 約45,000円と比較して格安)
車検費用毎年車検(基本点検料+法定費用 約5万円〜8万円前後/回)
燃料代軽油(クリーンディーゼル)仕様のため、ハイオク・レギュラーガソリン車より燃料代を抑えやすい

毎年の車検の手間はあるものの、固定費である「自動車税」が非常に安いため、年間のトータル維持費としては同サイズの大型乗用車SUVと同等か、走り方によっては安く抑えられるケースもあります。

まとめ

ピックアップトラックは、単なる「荷物を運ぶ車」ではなく、ライフスタイルや趣味を何倍も楽しくしてくれる最高の相棒です。

大きめのボディサイズや1ナンバー特有のルール(毎年車検や高速料金)さえ理解しておけば、他の車では味わえない特別なドライビング体験と所有満足度を与えてくれます。

気になるモデルがある方は、ぜひ一度実車のサイズ感や荷台の使い勝手を確かめてみてはいかがでしょうか!

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