あの名曲の聖地をドライブ – 神奈川県（湘南エリア）

歌詞にでてくる地名やスポット

歌詞に地名がでてくる曲はたくさんありますが、湘南エリアはドラマや映画の舞台としてもよく登場するため、テーマ曲や劇中歌として「鎌倉」や「茅ヶ崎」「江の島」などの地名がでてくる曲も多いですね。
そんな曲にちなんだ湘南エリアの地名やスポットをご紹介します。

イナムラブルーオーシャン（鎌倉市稲村ケ崎）

海岸近くのドリップコーヒーが自慢のカフェです。
コーヒーやカフェラテはアイスとホットがあるので、肌寒い春先にはホットで温かく、夏にはアイスでクールダウンできます。他にもワインやビールもありますが、ドライバーは我慢しなくてはいけないので、ドライブ中はコーヒーだけにしておきましょう。窓が全オープン状態なので、心地よい潮風が店内を吹き抜けていきます。

海を眺めながら、楽しい一日のためにまずはリラックスする場所として最適です。

鎌倉／小町通り（鎌倉市） 

鶴岡八幡宮に向かうまでに楽しめるのが「小町通り」です。
ここでしか味わえない限定のスイーツや、湘南エリアの食材が楽しめるグルメなどがひしめき合っているので、ここでお土産を買っておくのもおすすめです。

美味しいものがたくさんあるので食べ歩きながら次のお店を吟味したいところですが、観光客の多いエリアですので、マナーとして購入した店付近で食べ終えてから次に行きましょう。

鶴岡八幡宮（鎌倉市雪ノ下） 

武家社会が誕生した鎌倉時代において、鎌倉は国の中心でした。その当時「鎌倉や武士の守り神」として、人々のよりどころとなっていたのが鶴岡八幡宮（つるがおかはちまんぐう）。

鎌倉では今でもここを起点に、古き良き文化を継承しながらも多くの文化が生まれ続けています。 

七里ヶ浜（鎌倉市七里ガ浜） 

七里ヶ浜（しちりがはま）の海岸は、年間を通して美しい景色を楽しむことができます。
太陽の光が降り注ぎ煌めく姿はもちろん、陽が落ちる時間帯の海岸沿いの光景はとても美しく、見惚れてしまいます。天気が良ければ富士山や江ノ島がはっきりと見られます。七里ヶ浜沿いには海がよく見えるカフェやレストランがたくさん並んでいるので、ランチ選びに迷ってしまいそう！ 

パンケーキやハワイアンな雰囲気のカレーが楽しめるお店もあります。茅ヶ崎方面に向かう途中、ぜひこのあたりでお腹を満たしていきましょう。 

サザンビーチちがさき（茅ヶ崎市中海岸） 

茅ヶ崎は“サザン”の愛称で親しまれている、日本を代表する5人組ロックバンド「サザンオールスターズ」の桑田佳祐さんの故郷で有名な場所です。 

元は「茅ヶ崎海水浴場」という名称でしたが、1999年に「サザンビーチちがさき」へ改名されました。2000年に開催された茅ヶ崎ライブではこの場所に特設会場が設置され、ライブは生中継されました。もしかしたら当時中継を見ていた方は「ここだ！」と記憶がよみがえってくるかもしれません。 

ここは烏帽子岩（えぼしいわ）や伊豆大島、江ノ島、富士山が一望できてしまうぜいたくなビーチです。心地よい波の音を聴きながらおしゃべりしたり、ドリンクで一息ついたりするのもおすすめです。 

烏帽子岩（茅ヶ崎市東海岸南） 

湘南が題材になっている曲の中にも多く登場する、茅ヶ崎のシンボルのひとつ「烏帽子岩（えぼしいわ）」。公家や武士、神官がかぶった帽子の一種だった烏帽子に似ているのでこの名前がついたといわれ、正式名称は「姥島（うばじま）」と言います。 

調査によって烏帽子岩の地層は茅ヶ崎で一番古いとされる1,200万年前からのものと判明しています。海底に堆積した砂岩層と火山層が隆起し、波で形が削られて今のような姿になったといわれています。 

サザンビーチから眺めることができ、この後にご紹介する茅ヶ崎サザンCの写真を撮る時には、円の中心に烏帽子岩を入れて撮るのがおすすめです。 

江の島（藤沢市）

江の島は海岸沿いドライブで遠目に眺めるもよし、駐車場に車を停めてグルメや島散策を楽しむもよし ！いろいろな楽しみ方ができちゃいます。

「弁財天仲見世通り（べんざいてんなかみせどおり）」では、美味しいグルメを楽しんだり、お土産選びにもぴったりです。「江島神社」までの参道にもなっているので、階段を登る前にお腹を満たしておきましょう。

新名所の「江の島シーキャンドル（展望灯台）」までは、有料エスカレータのエスカーを使って上ることができるので、体力に自信がなかったり暑い季節でも気軽に楽しめます。もちろん徒歩で上がることも可能なので、ゆっくり景色を楽しみたい方は石段を上がっていくのもおすすめです。
展望灯台からは天気がよければ綺麗な富士山を見ることもでき、写真を撮るのも忘れてしまいそうなほどの絶景を堪能できます。 

江の電 （茅ヶ崎市柳島） 

「江の電（えのでん）」の愛称で親しまれている「江ノ島電鉄（えのしまでんてつ） 」は、藤沢から鎌倉までの海沿いや路面を走っています。

江の島や鎌倉周辺を観光するのにとても便利ですが、乗るだけでなく外側から見るのもまた違った魅力があります。江ノ島駅から徒歩約７分の「片瀬西浜海岸（かたせにしはまかいがん）」では、SNSや観光雑誌などでよく見る王道の一枚が撮影できます。
特に夕暮れの海岸をバックに、江ノ電が走り抜ける瞬間を撮るのがおすすめです。 

パシフィックホテル茅ヶ崎（茅ヶ崎市柳島） 

1965年に国道134号線沿いに建てられた真っ白い円柱型ホテル「パシフィックホテル茅ヶ崎」。
2000年にリリースされた「HOTEL PACIFIC」のモデルで、ボーリングやビリヤード、プールなどがあり、かつて茅ヶ崎のランドマーク的存在でした。
現在は取り壊されて現存しておらず、「パシフィックガーデン茅ヶ崎」というリゾートマンションになっています。

このホテルでアルバイトしていた桑田さんは、歌手になる前はプロボウラーを目指していたそうで、このホテルをモチーフにした曲や、当時の桑田さんの想いに近づきたい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 

サザンと名がつくスポット

茅ヶ崎にはサザンビーチちがさきのほかにも 「サザン」と名がつくスポットがいっぱい。 そんなネーミングを耳にするとくと、ついついサザンオールスターズの曲を聴きたくなってしまいますよね。

そんな「サザン」スポットをいくつかご紹介します。 

茅ヶ崎サザンC（茅ヶ崎市中海岸） 

サザンビーチちがさきにあるCの形をした直径3.5mのモニュメントで、サザンオールスターズのCDジャケットにもなったことでも有名です。

「茅ヶ崎サザンC」の名称は一般公募され、応募232点の中から東海岸小学校の生徒の案が選ばれました。Cの右側に人が立つと切れ目がつながり円になるので「縁結びの輪」としても知られ、写真撮影したい人にも人気のスポットです。

桑田さんが幼少頃から見てきた風景をぜひ写真に収めておきたいですね。 

サザンビーチカフェ（茅ヶ崎市中海岸） 

「サザンビーチちがさき」に訪れたらぜひ、海辺のカフェ＆ダイニング「サザンビーチカフェ」にも立ち寄ってみてください。

オープンテラスのある、開放感のあるオープンテラスで、美味しいパスタ料理やデザートを楽しめます。コーヒーやレモネード片手に、海辺の開放的な雰囲気を味わうのも良いですね。観光客はもちろん地元の人にも人気なため、店内は常に賑わっています。
特にテラス席は大人気なので、事前に予約しておくのがおすすめです。  

サザン通り商店街（茅ヶ崎市茅ヶ崎） 

「サザンビーチちがさき」までまっすぐ続く「サザン通り」の途中にあるのが「サザン通り商店街」です。
昔懐かしい雰囲気のお店が立ち並び、どことなく懐かしさを感じられます。

「サザン通り商店街」はもともと「南口中央商店街」でしたが、1999年に改名され今の名称になりました。2013年に開催された活動再開コンサート「サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013」のセットリスト（曲名）プレートが随所に散らばっています。
プレートは最近新しくなったようで、全て見つけて写真を撮ってみたくなりますね！
プレートを探しながらゆっくり散策していくうちに、心惹かれるお店に出会えるかもしれません。  

茅ヶ崎サザン神社（茅ヶ崎市共恵） 

サザン通り沿いにある「茅ヶ崎サザン神社」は、サザン通り商店街の方々が生み出したサザン愛のこもったスポットです。

結成30周年記念ライブに合わせて作られたそうで、桑田佳祐さん公認済みとのこと！サザンファンであればぜひ訪れたいですね。

赤い鳥居の奥にはお賽銭箱や寄せ書きスペースがあるので、旅の思い出やサザンへの愛を書き残してみても良いですね。
ちなみにこちらに設置されているお賽銭は被災地などに全額寄付されるそうです。これらは全て有志の自費で賄われているそうで、サザンがどれほど愛されているかが良くわかります。

向かいにある茶屋・小林園では、店主の小林さんから一枚一枚手書きのオリジナル御朱印を受け取ることもできるので、忘れずにゲットしましょう。
御朱印のデザインは4種類あるので、ぜひお気に入りの一枚を見つけてください。