三浦半島一周ドライブ旅 – 神奈川県（横須賀市～三浦郡葉山町）

くりはま花の国（横須賀市神明町）

横須賀市・久里浜にある自然の地形を活かした緑豊かで広大な公園です。ポピー・コスモス・ネモフィラなど季節の花畑や、関東最大級のハーブ園、足湯、アスレチックなど、大人も子どもも楽しめる公園となっています。

「コスモス・ポピー園」では、春はポピー・ネモフィラ・チューリップなどが、秋はコスモスなどが約100万本も咲き誇っています！毎年ポピーまつり・コスモスまつりが開催されており、まつり最終日には「無料花摘み大会」が行なわれ無料で花を持ち帰ることができます。
また園内にはいたる所に花が咲いており、春は菜の花、夏はアジサイ、冬はツバキなど季節の花々が咲いています。

園内の足湯はハーブなど季節ごとに香りが変わります。広く坂道も多い園内を歩いたあとのリフレッシュに最適です。

入場料が無料なのも嬉しいポイントですね。（駐車場や一部の遊具をは有料）

城ヶ島公園（三浦市三崎町）

三浦市の最南端に位置する自然島の城ヶ島。「城ヶ島公園」は島のおおよそ東半分を占めています。元々は東京湾要塞を構成する砲台が設置された軍用地でしたが、現在では自然豊かで広大な公園として親しまれています。

「松林の小径」には、海からの強風を受けて斜めに生えた松の木が立ち並んでいます。園内では1月下旬から2月中旬にかけてスイセンの花がいたるところで咲き誇るのですが、この「松林の小径」周辺のエリアで特に多くのスイセンが群生しています。この時期は、園内がスイセンのほのかな甘い香りで包まれます。

海や海食崖の雄大な景色と緑豊かな自然を楽しめるハイキングコースを進んでいくと、海食崖にあるウミウの生息地を観察できる「ウミウ展望台」があります。城ヶ島はウミウの越冬地となっており、例年11月から4月にかけて約2,000羽が飛来します。

さらに進んでいくと、海岸の岩場に「馬の背洞門」があります。長い年月をかけて海からの浸食でできた海蝕洞穴で、神秘的な自然の造形美を味わうことができます。

公園の先端にある「安房崎」は神奈川県の最南端にあたり、三浦半島屈指のビュースポットとなっています。2つある展望台からは、東に房総半島、西に伊豆半島・富士山、南に伊豆半島、北に三浦半島と360度の絶景パノラマビューを眺めることができます。訪日外国人観光客向けに発行されている「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて2つ星を獲得している、世界も認める景勝地でもあります。

うらりマルシェ（三浦市三崎）

三崎漁港にある、三崎まぐろをはじめとする魚介類と獲れたての三浦野菜の産直センターを中心とした複合施設です。

地元の魚介類を取り扱う「さかな館」では、三浦半島を代表する名物「三崎まぐろ」や字魚、それらの加工品などを販売しています。テイクアウトグルメとしておすすめなのがご当地グルメ「とろまん」。ぷるぷるでジューシーな三崎産まぐろの尾の身や筋と、キャベツなど三崎産の野菜を使った餡が詰まった中華まんじゅうで、20年以上愛される名物です。また、「やさい館」では三浦市内の約120名の農家の新鮮な野菜がずらりと並んでいます。

「うらりマルシェ」にはフェリー乗り場が併設されており、城ヶ島行きのフェリー「さんしろ」や水中観光船「にじいろさかな号」が発着しています。「にじいろさかな号」は、半潜水式の水中観光船で、海中を魚たちが泳ぐ様子を間近に見ることができます。

長井海の手公園 ソレイユの丘（横須賀市長井）

横須賀市にあるアウトドア・大型アスレチック・花畑・ドッグランなどの総合エンターテイメントパークです。もとはファミリー向けの施設のイメージが強い場所でしたが、2023年4月14日にリニューアルオープンし、ファミリーはもちろんのこと、カップルや大人同士でも楽しめる場所に生まれ変わりました。

「フラワーガーデン」では春はネモフィラやポピー、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は菜の花を中心に花々が咲き誇ります。園内はフラワーガーデン以外にも随所に花の飾りがあります。花の専門店「日比谷花壇」を筆頭にプロデュースされているため、美しくSNS映えしそうな飾りとなっています。

新しくできた施設のなかの目玉の1つが「大型アスレチック」。高さ15メートルのアスレチック台の中には36個のアスレチックが複合されています。他の人が歩くことによってわざと揺れるように設計されておりスリル満点です！
そして大型アスレチックの頂上には「ジップライン」があります。全長300メートルのジップラインコースからは、横須賀西海岸の雄大な空・海・大地の絶景を眺められ爽快な気分を味わえます。

「アニマルヴィレッジ」ではさまざまな動物と触れ合うことができます。カピバラ・カンガルー・アルパカ・ポニー・犬やウサギなどのほか、今回のリニューアルでケープペンギンも加わりました。ヒツジやアルパカには餌やり体験をすることもできます。

「ソレイユの丘」はキャンプを楽しめる場所でもあります。テントサイト・バンガロー・キャビンがあり、家族や友達、ソロキャンとスタイルに合わせて利用できます。
また、園内には日帰り入浴施設「海と夕日の湯」があり、キャンプで宿泊する方はもちろん、園内を遊びまわった締めのお風呂にも好評です。露天風呂もあり、晴れた日には富士山を眺めることができます。

そのほかにもクラフト工房や飲食店などさまざまな施設が目白押しなので、一日中楽しむことができます。

ブレドール 葉山本店（三浦郡葉山町）

葉山町にある地元で大人気の少しリッチなベーカリーです。エシレバターを使用した食パンやデニッシュ、クロワッサンなどが「今まで食べたパンで一番おいしい」という人もいるほど絶品です。

店内にはイートインもあり、13時まで「パン食べ放題」が行なわれています。「焼き立てパンを心ゆくまで食べられる」と大人気のため土日祝は行列必至です。

森戸大明神（三浦郡葉山町）

葉山町の海岸沿いにある「葉山の総鎮守」として親しまれている神社です。また、葉山のパワースポットとしても観光客から人気です。

「森戸大明神」は1160年、源頼朝によって創建されました。1160年、平治の乱に敗れて伊豆に流された頼朝は、三嶋明神（現在の静岡県・三嶋大社）を深く信仰し、源氏の再興を祈願しました。その後、旗挙げに成功し天下を治めた頼朝は鎌倉に戻ると、信仰する三島明神の分霊を鎌倉に近いこの地に歓請し「森戸大明神」を創建しました。

神社の裏の磯部から沖合700メートルに浮かぶ「名島」の朱色の鳥居と、そばの海上に立つ「葉山灯台（裕次郎灯台）」は、天気が良ければ背景に富士山が雄大に構える絶景スポットです。また、夕暮れ時は遠くに見える箱根の山並みや富士山がオレンジ色に染まる、感動的な景色が広がります。

境内にはさまざまなご利益のある神様が祀られています。咳が止まらない人や喉を使う職業の人たちに信仰されている「おせき稲荷社」、ペットの守護神を祀った「畜霊社」、人類すべての霊を祀った「総霊社」、ご縁を結ぶ力を持つ猿田彦大神を祀った「庚申塔」などが祀られています。

また、御神木の「ビャクシン」は頼朝が参拝した際に三島明神から飛来して発芽したと伝承されています。ビャクシンは境内から海に突き出て立っている、珍しい姿が特徴的です。

三角屋根 パンとコーヒー（三浦郡葉山町）

森戸大明神から約200メートルほどの位置にある、イートインカフェ併設のベーカリーです。ふわふわもちもち食感がおいしい食パン「角の食パン」は午前中に売り切れることも多く、大人気となっています。

イートインカフェで食べられるメニューは「角の食パン」を使用したトーストや、海苔を使った「のりっクムッシュ」、具材がごろごろ入った「オリジナルキッシュパイ」などのお食事メニュー、焼き立てワッフルやパウンドケーキ、チーズケーキなどのスイーツメニューなどがあります。

葉山マリーナ（三浦郡葉山町）

プライベートヨットの艇置場です。併設された「マリーナプラザ」では、アウトドアショップなどでのショッピングや、マリンビューを眺めるレストランでの食事を楽しめます。

葉山マリーナは、無数に浮かぶヨット越しに沈みゆく夕陽を眺めることができ、マリーナならではの絶景を見ることができます。

「マリーナプラザ」内にはビーカー入りプリンが名物のレストランカフェ「マーロウ」や、ポップなお店がかわいい屋外テラスのジェラート店「Toc tooc gelateria」など、オーシャンビューを眺めながら食事を楽しめるお店があります。

また、予約制のクルージングツアー「葉山マリーナ 江ノ島・裕次郎灯台周遊クルージング」も行なわれています。裕次郎灯台・名島・江ノ島の裏側・七里ヶ浜・稲村ヶ崎・材木座海岸を巡るルートで、天気がよければ富士山も見えます。船でないと近づけないスポットが満載で、満足感の高いクルージングツアーです。