千葉県の海岸沿いを週末ドライブデート – 千葉県（幕張～木更津）

見浜園（千葉市美浜区）

「見浜園（みはまえん）」は「幕張海浜公園」内にある日本庭園です。中心にある池と、周りを囲む築山や橋によって山・川・海・林などが表現されており、それらを園路で回って散策できる池泉回遊式庭園です。池には鯉が泳いでおり、カモやサギなどの鳥も訪れるなど、動物に癒されます。

園内には桜や楓などの木々があり、季節によって表情が変わるのも魅力の一つです。11月下旬の紅葉の季節にはライトアップが行われ、幻想的な風景を味わうことができます。

また、園内には京都の北山杉を用いた数奇屋造りの本格的な茶屋「松籟亭（しょうらいてい）」があり、落ち着いた雰囲気の中、お茶とお菓子のセットをいただくこともできます。

緑に囲まれた広さ1.6haの園内の自然の景観美と、対照的な存在感を放つ高層ホテルや高層ビルの背景が同時に楽しめる風景は、まさに「都会のオアシス」です。

いなげの浜（千葉市美浜区）

「見浜園」から車で約10分の場所にあるビーチです。東京湾に面した「稲毛海浜公園」内にあり、国内初の人口ビーチです。2019年にリニューアルし、オーストラリアの白い砂を敷き詰めた砂浜に生まれ変わりました。また、2022年にはウッドデッキができ、白い砂浜と相まって、外国のビーチのような雰囲気になっています。ウッドデッキの先端には軽食やドリンクを販売するカフェがあるので、海を眺めながらゆっくりすることができます。

「いなげの浜」はワンちゃん連れでも楽しめるスポットとなっており、砂浜で愛犬と散歩を楽しむ方もたくさんいます。また、ウッドデッキのカフェのテラス席はワンちゃん連れでの利用が可能となっています。

7月中旬〜8月下旬には海水浴場としてオープンするので、海水浴を楽しんだり、テントを張って海を眺めたりして楽しめます。

また、夕陽がとても美しく、天気が良い日には富士山が見えることもあります！そして日の入りから22時まではライトアップし、ロマンチックな雰囲気になります。訪れる時間によって違った表情を見せるビーチです。

千葉ポートパーク（千葉市中央区）

「いなげの浜」から車で約15分の場所にある公園です。手ぶらで楽しめるバーベキュー場・テニスコート・海岸（ビーチプラザ）などの施設があり、大人から子どもまで楽しめる公園となっています。

そして公園内には、千葉港のシンボル「千葉ポートタワー」があります。125メートルの高さがあり、2012年には「日本夜景遺産」に認定された人気スポットです。地上113メートルの展望フロア「ビュープロムナード」からは千葉市内を一望できるほか、東京タワーや東京ツリー、見晴らしがよい日には東京湾アクアラインと人口島「海ほたる」、そして富士山を臨むことができます。

また、地上109メートルの展望レストラン「シーガルキッチン」では、東京湾を一望しながらランチ・ディナーやティータイムを楽しむことができます。千葉県産の食材をふんだんに使用した「千産地消（ちさんちしょう）」にこだわったメニューとなっています。

地上105メートルの展望フロアは「サンセットプロムナード」というフロアになっており、2011年に「恋人の聖地」に選定されています。2人の愛を誓う南京錠をロックするフェンスのほか、「恋人の聖地」認定を記念したハート型のモニュメントがあり、デートにぴったりのスポットとなっています。

MOKU -Grill＆Laboratory-（千葉市中央区）

「千葉ポートパーク」から車で約15分、千葉大学医学部・病院の敷地内にあるレストランです。

豊かな緑に囲まれながら、千葉県産食材をふんだんに使ったグリル料理・パスタ・ラザニアなどをいただくことができます。春には満開の桜並木を臨みながら食事ができます。

オリジナルメーカー海づり公園（市原市）

「MOKU -Grill＆Laboratory-」から車で約35分の場所にある釣り公園です。約300メートルの釣り桟橋があり、海釣りを楽しむことができます。施設内の売店では、釣り道具の販売やレンタルを行なっているので、初心者でも気軽に釣りを体験できます。

季節によって釣れる魚の種類が異なり、春（3～5月）はアイナメ・カレイ・メバルなどを釣ることができます。

ローズヒップカフェ（袖ヶ浦市）

「オリジナルメーカー海づり公園」から車で約30分の場所にあるカフェレストランです。

バラやカラーリーフの木々に囲まれながら、デザートメニューやドリンクを楽しむことができます。ハンバーグやオムライス、パスタなどのランチメニューも充実しています。

千葉フォルニア（袖ヶ浦市）

「ローズヒップカフェ」から車で約15分の場所にある湾岸道路沿いのヤシ並木です。袖ヶ浦海浜公園に向かう途中にある1キロほどの直線道路上に、約100本のヤシが並んでいます。その風景がアメリカ・カリフォルニアに似ているといわれることから、「千葉フォルニア」と呼ばれています。

昼は真っ青な空と海をバッグに、夜は海に沈みゆく夕陽をバックに写真を撮ることができ、インスタ映えスポットとして人気があります。

なお、ヤシ並木の前の道は路上駐車禁止となっており、車道や中央分離帯からの撮影は禁止となっています。実際、写真を撮ろうとした人が交通事故に遭った事例もあり、注意喚起のためにヤシの木には警告文が書かれています。

撮影をする際は千葉フォルニアから徒歩5分ほどの場所にある、袖ヶ浦海浜公園のA駐車場に車を停めて、安全な場所から写真を撮るようにしましょう。

中の島大橋（木更津市）

「千葉フォルニア」から車で約25分の場所にある歩道橋です。ドラマ・映画「木更津キャッツアイ」のロケ地となったことから一躍有名になった、木更津のシンボルともいえる橋です。

とても大きな橋ですが、歩行者専用の歩道橋です。高さ27メートル・長さ236メートルを誇る「日本一高い歩道橋」です。東京湾の上に架かっており、海風を感じながらの散策は、ちょっぴりスリルを味わうこともできます。

夕暮れどきには、富士山を背景にしてロマンティックな雰囲気に包まれること、また「木更津キャッツアイ」の作中に出てくる「男女がおんぶして渡ると恋が叶うという『伝説の赤い橋』」のモデルとなっていることから、「恋人の聖地」に選定されています。2人の愛を誓う南京錠をロックするフェンスのほか、「恋人の聖地」認定を記念したタヌキのカップルのモニュメントがあり、デートにぴったりのスポットとなっています。

なお、橋の全体像を撮影したい場合は、橋の北側に約1キロの場所にある「内港公園」から橋を臨むのがおすすめです。橋を真正面に見ることができ、天気がよければ富士山をバックに臨むことができます。

夜は木更津市内と東京湾の夜景を眺めることができるため、夜景スポットとしても人気です。

海ほたる – 東京湾アクアライン（木更津市）

「中の島大橋」から車で約20分の場所にある海上パーキングエリアです。東京湾の中央部を横断し、神奈川県・川崎市と千葉県・木更津市を結ぶ全長15.1キロの有料道路「東京湾アクアライン」上にあります。360度を海で囲まれた全長650メートルの島（木更津人工島）にある、世界でも珍しいパーキングエリアです。

「海ほたる」は豪華客船をイメージした5階建てのショッピングモールとなっており、レストランやフードコート、おみやげ屋さんなどがあります。アサリやアジなどの海鮮メニューや、千葉県産食材を活かしたメニューなど、「海ほたる」でしか食べられないメニューが目白押しです。また、各レストランやフードコートでは海が見える席も多くあり、「海ほたる」ならではのオーシャンビューを楽しめます。

そして「海ほたる」といえば、なんといっても「展望デッキからの絶景」です。特に夜は、海上に浮かぶパーキングエリアとあって周りに遮るものが一切ない、感動的な夜景を見ることができます。東京方面は東京スカイツリーや東京タワー、横浜方面はみなとみらいの夜景を一望することができます。また、東京湾アクアラインや海ほたる自体もライトアップされ、海に光の道筋が光る幻想的な風景は感動すること間違いなしです！

24時間入場できるので、夜景の時間帯以外もさまざまな表情の風景を楽しむことができます。朝焼けや夕焼けのオレンジ色に輝く海や、日中の真っ青な空と海の爽やかな風景も魅力的です。天気がよければ富士山を臨むこともできます。

なお、屋外であればワンちゃん連れでも利用可能です！展望デッキでワンちゃんも一緒に撮影したり、テイクアウトグルメを楽しむことができます。