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甲信越エリアのスカイライン紹介_MV

甲信越のスカイライン 人気ドライブコース

(最終更新日:

日々の生活をせわしなく過ごしていると、気分転換したくなることがありますよね。
甲信越地方はスケール感たっぷりの壮大な自然を味わえるスポットが充実し、山梨県や群馬県なら都心から都心からも気軽に行けるドライブコースも多くあります。

今回は、そんな甲信越地方へのドライブにぴったりなスカイラインを紹介します。
大自然の中でリフレッシュしたいと感じている方は、ぜひチェックしてみてください。

甲信越のスカイラインの特徴

甲信越地方には、富士山をはじめとした北岳や間ノ岳など壮大な山々が連なる絶景の宝庫。迫力満点の景色を楽しみながらドライブするには絶好のコースがそろっています。スケールが大きく圧倒されるような風景はSNS映えも間違いなし!

首都圏から離れていないため、日帰りでも出かけやすいのも魅力的です。

大佐渡スカイライン(新潟県)

大佐渡スカイラインは、新潟県の佐渡市に位置する大佐渡山脈の尾根を横断する全長約30kmの展望道路。佐渡の四季折々の絶景を一望できる人気のドライブコースです。

秋にはカエデやナナカマド、ヤマブドウなどが紅葉し、圧巻の絶景が楽しめます。

海に囲まれた断崖を駆け抜ける迫力満点のドライブが楽しめます。手つかずのまま残された大自然の息吹を体感できます。

住所新潟県佐渡市金井新保~相川大工町
時間24時間
通行料金無料
駐車場白雲台交流センター
HP
特記事項冬季通行止め:11月~翌4月下旬(積雪の状況により異なる)

大佐渡スカイラインのおすすめスポット

交流センター白雲台

交流センター白雲台は大佐渡スカイラインの入り口にあり、佐渡の景色を一望できるドライブイン。標高約850mの展望デッキから見える両津湾や国中平野、小木半島の大パノラマは圧巻。

店内ではバターやジャム、地酒など佐渡の特産品が購入できます。また、地元黒豚を使用した「島黒豚&佐渡牛カレー」も味わいたいもの。

冬期は積雪のため11月中旬から4月中旬で休業しています。

住所新潟県佐渡市中興乙3534-158
HPhttps://www.visitsado.com/spot/detail0023/

佐渡金山

国内最大級で歴史の深い佐渡金山。
1596年の開山から400年近く営まれていましたが、資源が枯渇したため1989年に営業を停止しました。坑道・採掘跡、製錬施設などが国の重要文化財に指定されています。

遺跡や廃虚好きにはたまらないスポットではないでしょうか。

夜になると鉱石処理場がライトアップされ、SNSで自慢したくなる写真が撮れます。

住所新潟県佐渡市下相川1305
HPhttps://www.sado-kinzan.com/

乙和池

大佐渡スカイラインの途中にある案内板から林道を600mほど入ったところにある乙和池。ブナやミズナラが生い茂る森の中、青みを帯びた水面が神秘的です。
美しい娘「おとわ」が池の主「大蛇」に見初められて入水した伝説がこの名称の由来となっています。

見どころは国内最大級の高層湿原性浮島。アメリカマンネンゴケ、カタマリスギゴケなど20種あまりの植物が生育し、新潟県の天然記念物に指定されています。
また、浮島にはハート型の穴が開いていて、浮島が浮揚する役目を果たしています。

道中は砂利道で幅が狭いため、運転には注意が必要です。

住所新潟県佐渡市山田1600-2
HPhttps://www.visitsado.com/spot/detail0140/

魚沼スカイライン(新潟県)

絶景を堪能できる魚沼スカイライン(正式名称:一般県道田沢小栗山線)。通称「十二峠」とも言われる、八箇峠から十二峠まで約20kmにわたって緩やかなカーブか続く爽快なドライブコース。
大型バスは通行不可(マイクロバスは可)なので、ぜひプライベートで走ってみたいコースですね。

南魚沼市街地から近いため気軽に出かけやすく、また駐車場も多いので散策コースとしてもおすすめです。

夜には都会では見られない満天の星と夜景が同時に楽しめます。

住所新潟県南魚沼市十二峠~八箇峠
時間24時間
通行料金無料
駐車場魚沼展望台、十日町展望台、六日町展望台、八箇峠見晴、護国観(展望台)
HP
特記事項冬期通行止め
※ただし、残雪、降雪の影響により前後します

魚沼スカイラインのおすすめスポット

魚沼展望台

魚沼スカイラインの中央に位置する魚沼展望台からは、塩沢から湯沢方面を一望し、天気がよければ飯士山などの山々が見られます。
視界は非常に開けていて、標高920mから見下ろす絶景は圧巻。

住所新潟県南魚沼市宮野下
HP

道の駅 南魚沼「雪あかり」

道の駅 南魚沼「雪あかり」では、さまざまな地元グルメが楽しめます。近くにはSNSで話題になった絶景・日本三大渓谷の清津峡もあるので、ぜひ足を伸ばしたいところ。

駅内にある「今泉記念館」では地域の歴史や観光情報が学べます。
「四季味わい館」では、農作物の直売所である南魚沼産のコシヒカリや地元野菜、特産品が購入できます。地酒やどぶろくなどもおすすめ。
「憩いの広場」には遊具が充実した自然豊かな公園があり、お子さま連れも楽しめます。

170台以上の駐車場を完備しているのもうれしいポイント。

住所新潟県南魚沼市下一日市855
HPhttp://www.michinoeki-minamiuonuma.jp/

弥彦山スカイライン(新潟県)

弥彦山スカイライン(県道561号線)は、弥彦村と長岡市の境界にある弥彦山頂までを結ぶ全長13.7kmのドライブコース。
山頂付近まで車で気軽に行けるのが特徴。風光明媚(めいび)な景色を満喫できます。越後平野から日本海まで広がる壮大なパノラマが魅力。

二輪車と大型貨物車は全線で終日通行止めです。
ツーリングがてら山頂まで行きたい方は、彌彦神社から徒歩10分ほどで着く弥彦山ロープウェイを利用しましょう。

住所新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦3606-1
時間5時~23時(通年規制)
通行料金無料
駐車場普通車:150台
HP
特記事項冬季通行止め:12/1~3/31(雪融けまで)
二輪車は全面通行止め

弥彦山スカイラインのおすすめスポット

越後一宮彌彦神社

越後一宮として有名な彌彦神社は「おやひこさま」として古くから親しまれています。
御祭神は天照大神のひ孫・天香山命(あめのかごやまのみこと)。創建から2400年以上の深い歴史があります。

鎮守の森に包まれた境内は厳かな雰囲気が流れ、豊かな自然と森林浴を楽しめます。紅葉のシーズンには一面が赤く染まり、絵画のような絶景は圧巻。

火の玉石(重軽の石)にもチャレンジしてみてください。願い事を思い浮かべながら持ち上げて軽ければ成就、重ければ叶わないといわれています。

【住所】新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
【HP】https://www.yahiko-jinjya.or.jp/

弥彦山頂公園

弥彦山頂公園はロープウェイ山頂駅付近に広がる公園。
展望レストランや売店、弥彦山自然館などの観光施設が充実。越後平野や日本海の大パノラマが広がり、夕日や夜景も楽しめます。
高さ100mの回転昇降展望塔「パノラマタワー」では、浮遊感を味わいながら360度の絶景を楽しめます。

弥彦神社奥宮御神廟がある山頂までは徒歩15分ほどで登れます。

普通車が150台停められる駐車場も完備されています。

【住所】新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦山頂3606-5
【HP】http://e-yahiko.com/

愛宕山スカイライン(山梨県)

山梨県甲府市の山梨県道119号愛宕山公園線と市道を結ぶ愛宕山スカイライン。標高423mの愛宕山からの眺望はすばらしく、天気がよい日には美しい富士山の姿も見られます。

甲府市内から車で約10分ほどでアクセスできるため、都心からも日帰りで気軽にドライブできるとあって、関東からも多くの観光客が訪れます。

コースとしては連続するヘアピンカーブが印象的です。道路脇はほとんど木々に覆われていますが、ところどころに市街地を見渡せるスポットが点在します。

住所山梨県甲府市東光寺町
時間24時間
通行料金無料
駐車場無料あり
HP
特記事項

愛宕山スカイラインのおすすめスポット

山梨県立博物館

2005年にオープンした山梨県立博物館は「山梨の自然と人」がテーマになっていて、古代から現代、未来まで続く山梨の歴史を学べぶことができる博物館。

開放感たっぷりのメインエントランス、館内を抜けた中庭には山梨の地形をイメージしたオブジェが置かれ、自然を感じることができるつくりになっています。

常設展示では映像や光を使用した演出に加え、昔の衣装を着たり、おもちゃで遊んだりなど飽きずに学べる体験型の展示となっています。児童向けの「キッズ・ライブラリー」も充実なので、小さいお子様も楽しむことができる博物館です。

駐車場は普通車180台、大型バス8台が停められます。

住所山梨県笛吹市御坂町成田1501-1
HPhttp://www.museum.pref.yamanashi.jp/

茶道峠

武田信玄公が峠の脇に茶室を置いたことから、その名前が付けられたことに由来する茶道峠(ちゃどうとうげ)。
地図には掲載されていないものの「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれた、知る人ぞ知るスポットです。

峠につく手前で振り返ると現れる雄大な富士山の姿は迫力満点。現在はブドウ畑が一面に広がる見晴らしのよいスポットです。

住所山梨県甲府市善光寺町
HP

上信スカイライン(長野県~群馬県)

上信スカイライン(県道466号線-県道112号線)は、長野県須坂市と群馬県の万座温泉にまたがる1.5車線程度の舗装林道。万座道路とも呼ばれています。
尾根筋を走るため見晴らしがよく、車も少ないので快適で自由なドライブが楽しめます。

大空の下、無限に広がる山々を見下ろす大パノラマは爽快感抜群。
紅葉のシーズンには山々が赤く染まり、息をのむような美しい光景を堪能できます。

住所長野県須坂市~群馬県吾妻郡嬬恋村
時間24時間
通行料金無料
駐車場無料駐車場あり
HP
特記事項冬季通行止め
毛無峠~上高井郡高山村牧老ノ倉:11月中旬-翌年5月下旬
上高井郡高山村牧老ノ倉~上高井郡高山村牧:11月中旬-翌年4月下旬

上信スカイラインのおすすめスポット

毛無峠

毛無峠とはその名のとおり、草木が乏しくむき出しになった地面が広がる荒涼とした峠です。
長野県上高井郡と群馬県吾妻郡嬬恋村の境目で標高1,823mにあり、この世の果てのような荒涼とした雰囲気を放っています。

ここにはかつて小串硫黄鉱山があり、精錬時に発生する亜硫酸ガスによって樹木が枯れてしまい、あたり一帯がはげ山になりました。
小串硫黄鉱山への道は崩落により、現在通行はできなくなってしまいましたが、毛無峠から鉱山だった名残りの遺構を眺めることができます。

眺めがよいためドライブやツーリングスポットとして人気ですが、標高が高いこともあり霧が発生しやすいので、訪れる際は天気や天候をよく確かめてから出かけましょう。

住所長野県上高井郡高山村~群馬県吾妻郡嬬恋村
HP

山田牧場

長野県高山村の万座峠から11kmほど走ったところにある山田牧場。明治33年開業の歴史があります。 

標高2076mの笠岳南西斜面に広がる高原は、まるでスイスのような絶景。面積は160ヘクタールに及び、5月中旬~10月中旬にかけて牛が放牧されています。 
牧場内には見晴らし茶屋もあり、地元の生乳を使用した手作りチーズケーキは絶品です。 

夕日が沈む光景は美しく、信州における絶好のサンセットポイントとして人気です。 

牧場内ではキャンプ場(ヤマボクグリーンサイト)も営業しています。車両の乗り入れもOKなので、ドライブからのキャンプを楽しむこともできます。
※営業期間は基本4月下旬~10月ですが、12月からは雪中キャンプを開催中とのこと。

住所長野県上高井郡高山村山田牧場3681-35
関連HPhttps://shinshu-takayama-onsenkyo.com/yamada_farm/

蓼科スカイライン(長野県)

蓼科スカイラインは長野県佐久市の国道141号線から、蓼科山麓の「大河原峠」を経て「女神湖」へ続く全長38.6Kmの林道の別名。林道を舗装化した気持ちのいいワインディングロードです。

佐久側は比較的に快適に走れるものの、蓼科牧場を過ぎたあたりから大河原峠周辺までは道幅が狭くなるので注意が必要。大河原峠は「蓼科山」の登山口でもあり、登山者が多く訪れます。

住所長野県佐久市~茅野市
時間24時間
通行料金無料
駐車場大河原峠駐車場
HP
特記事項冬季通行止め:11月~5月

蓼科スカイラインのおすすめスポット

貞祥寺

貞祥寺は佐久から蓼科高原に登る蓼科スカイラインの登り口近くにあります。美しい苔と石灯籠が印象的な曹洞宗の古刹で、信濃国前山城主の伴野貞祥が大永元年(1521年に)に開基しました。

静ひつな空気が流れる境内には「島崎藤村旧宅」が保存され、「三重塔・惣門・山門」は県宝に指定されています。
なお、三重塔は幕末の名宮大工・小林源蔵が手掛けた小海町の神光寺(廃寺)から移築されたものです。

住所佐久市前山1380-1
HPhttps://www.city.saku.nagano.jp/kanko/townguide/temp/teishoji.html

大河原峠

佐久市で一番高い標高2,093mに位置にあり、蓼科山の登山口になっています。雲が眼下に流れる眺望は圧巻。浅間山を一望し、天気がよければ佐久平の夜景や満天の星、美しい朝焼けが見られます。

蓼科山登山のほか、気軽なハイキングを楽しめる双子山もおすすめです。

平成28年7月にオープンした「峠カフェアダモ」ではすばらしい眺望と軽食が楽しめます。営業期間は7月〜9月で営業日は不定期なので、お出かけの前にホームページで確認しておきましょう。

住所長野県佐久市春日
HPhttps://www.cafe-adamo.com/

甲信越地方は山や公園に恵まれ、豊かな大自然を楽しめるスポットの宝庫。
都心から日帰りで、新緑や紅葉といった季節の風景や植物、山からの眺望など、手つかずの自然が肌で感じられるドライブコースにあふれています。

壮大な自然を眺めていると、日頃の疲れも癒やされますよね。行き先に迷ったら、この記事を参考にしてみてくださいね!

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