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映画に登場する外車(輸入車)を一挙紹介!

           

映画を見ていると、車の活躍が印象的なシーンがありますよね。特に、車好きのかたなら格好いい車や珍しい車に注目するのではないでしょうか。
今回は、外車が登場する有名な映画をピックアップしてみました。もしかしたら、欲しいと思う車に出会えるかもしれませんよ!ぜひ、参考にしてみてください。

ジェッタ/フォルクスワーゲン

ワイルド・スピード(2001年)

世界中で大人気の「ワイルド・スピード」シリーズの1作目は2001年に公開されました。

天才ドライバーのドミニクは、ロサンゼルスのカーレースで1万ドルを稼ぎ、注目を浴びることに。そこにやってきたブライアンは、ドミニクに引けを取らない運転技術の持ち主。
仲間であるジェシーの父親の愛車・フォルクスワーゲンのジェッタは、「ホンダ・S2000」とのレースに負けて逃走してしまう役周り。しかし、観客にかなりの印象を残した点では活躍したといえるかもしれませんね。

ワイルド・スピードに登場するフォルクスワーゲンのジェッタは、ゴルフをベースに作られた4ドアセダン。2L4気筒の7エンジンを搭載し、保守層に向けた実用的なセダンとして開発されました。日本ではヴェント(Vento)という名前で販売されています。

ジェッタ/フォルクスワーゲン

チャレンジャーSRT8/ダッジ

ワイルド・スピードMEGAMAX(2011年)

2011年に公開された人気映画「ワイルドスピードシリーズ」5作目に登場します。

主人公のドミニクは麻薬王ブラガの逮捕に協力した結果、懲役25年の刑を受け刑務所へと護送されてしまいます。妹のミアや、相棒のブライアンの手を借りてブラジルのリオデジャネイロへと逃亡しますが、ここでもドライビングテクニックを駆使して超高級車を奪うために大暴れ。
ラストシーンでブライアンの隠れ家に向かう途中、ダッジの2011式チャレンジャーSRT8が登場するシーンは必見。エンディングで相棒のブライアンの日産 GT-R R35とカーレースを繰り広げながら物語を締めくくるのがなんとも印象的。

劇中で登場したのは圧倒的な人気を誇るダッジのチャレンジャーSRT8。「ダッジチャージャー」とともにダッジ代表格のマッスルカーは、1025馬力を誇りたくましさで魅了してくれます。

2022年に米国で発表された「SRTデーモン170」は、最後の現行チャレンジャーとされ世界中から惜しまれています。

チャレンジャーSRT8/ダッジ

A8/アウディ

トランスポーター2(2006年)・トランスポーター3アンリミテッド(2008年)

1作目が2002年(日本では2003年)に公開された「トランスポーター」は、車好きなら見どころ満載のカーアクション映画。1作目の主人公フランクの愛車はベンツでしたが、2作目ではアウディA8(D3系)6.0 クワトロになりました。脚本と製作を手がけたリュック・ベッソンは同時期に「TAXi」を並行して製作しており、こちらはフランス車のプジョーがメインとなっています。

ジェイソン・ステイサムが演じる運び屋の主人公は、元イギリス特殊部隊という異色の経歴をもち、卓越した運転技術で米国上院議員の運転手を務めます。その他、さまざまなアウディブランド車の活躍が多数見られます。クライマックスのカーチェイスシーンでは、アウディ傘下のランボルギーニも必見。

3作目「トランスポーター3アンリミテッド」では、愛車のアウディA8から20m離れると爆発するというブレスレットをはめられてしまうことに。一歩間違えば命に危険が迫るスリリングな状況で、磨き上げられたドライビングテクニックを駆使して危機を突破します。

W12気筒エンジンを搭載する「アウディ A8 6.0クワトロ」は、アウディにおいて最上級のセダン。V型6気筒をW字型に並べた12気筒のエンジンは、コンパクトながら最高出力は450psと迫力満点。重量2tの重厚な車両でもパワフルな走行を実現します。

A8/アウディ

M3/BMW

ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション(2015年)

2015年に公開された「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」は、大人気シリーズ「ミッション・インポッシブル」の第5作目。アフリカ大陸の大都市・カサブランカを舞台に、BMW M3を中心に緊迫したカーチェイスが繰り広げられます。車だけではなく、BMWのスーパースポーツバイクまで登場し見ごたえたっぷり!

パワフルなボディが見事なBMWのM3は誰もが憧れるスーパーパフォーマンスカーです。ダイナミックな外観デザインは、車に詳しくない人でも思わず目に留まってしまうほど。

直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し走行性能は抜群。サーキットでも本領を発揮してスポーティーでハイパフォーマンスな走りを実現します。

M3/BMW

406(D8)/プジョー

TAXi(1998年)

「ニキータ」「レオン」でおなじみのリュック・ベッソンが製作した「TAXi」シリーズ。スピード狂のタクシー運転手・ダニエルの愛車プジョー406がロボットに変身して町中を駆け回るカーアクション映画です。

ダニエルは新米刑事のエミリアンを乗せたことから、スピード違反で捕まってしまいます。エミリアンは彼の運転技術に目をつけ、事件の解決に協力してくれたら違反を取り消しにするというもの。2人はタッグを組んで、ベンツに乗った強盗団による連続銀行強盗事件の解決に奔走します。

プジョーの他、敵として登場するメルセデス・ベンツBMWフェラーリなども魅力的。

世界中のメーカーが、ミドルセダンのお手本として目指すほど理想的なクルマです。操縦性にすぐれ、「猫足」とよばれるしなやかな足回りが特徴。
セダンとして優秀なモデルであり、フランスではタクシーとして実際に多く採用されています。

プジョー 406
William Warby, Peugeot 406 Front View – https://www.flickr.com/photos/wwarby/2520887998/(2008) – Adapted.

ミウラ/ランボルギーニ

ミニミニ大作戦(1969年)

1969年に公開された「ミニミニ大作戦」は、イギリスで製作されたカーアクション映画。個性豊かな泥棒たちが金塊をめぐってカーチェイスを繰り広げ、イタリアのトリノを3台のミニが軽快に走り回ります。冒頭のアルプス山脈で登場したのがオレンジのミウラP400。雄大な山々を背景に登場したと思ったら、あっという間に崖から落ちてしまうのです。スポーツカー好きなら誰もが憧れるランボルギーニ車が、あっけなく宙に消えていってしまうシーンには衝撃を受けたもの。

1960年代にスーパーカーというカテゴリーを生み出し、ランボルギーニの名を世界にとどろかせたミウラ。ミウラP400は低い車高と流麗なデザインが特徴的で、軽量かつ耐久性にすぐれたスポーツカーです。V型12気筒エンジンをトランスミッションの上で横に配置し最高速度は280km/時に達します。

ミウラ/ランボルギーニ
John Bauld, 1969 Lamborghini MIURA S(2021) – https://www.flickr.com/photos/10584612@N06/51755622891 – Adapted.

ミニクーパーS(R53)/BMW MINI

ミニミニ大作戦(2003年)

2003年にリメイクされた「ミニミニ大作戦」は、アメリカで製作されたカーアクション映画。個性豊かな泥棒たちが、金塊をめぐってカーチェイスを繰り広げる王道ストーリーで、イタリアのヴェネチアを3台のミニが軽快に走り回ります。

シャーリーズ・セロンが演じるステラが乗るのは、初代BMWミニのクーパーS(R53)。赤い車体に2本の白いラインが印象的。

クーパーSにはスーパーチャージャーが搭載されており、独特のスーパーチャージ音が素晴らしいですね。次期型はターボへと変更されています。
ドイツのメーカーですが、ミニの伝統をつなげるためにイギリスで生産されています。ミニを彩るユニオンジャックがおしゃれで目を引きます。

ミニクーパーS(R53)/BMW MINI

カマロ/シボレー

トランスフォーマー(2007年)

第1作が2007年に公開された「トランスフォーマー」は、マイケル・ベイ監督による変形ロボットシリーズ。車がロボットに変形して戦うストーリーで、「バンブルビー」がシボレー・カマロの名前です。バンブルビーは、地球の観測員として車に擬態し、中古車を買いに来た主人公・サムを巻き込んで大暴れします。マイケル・ベイが特に好きな車という理由でカマロが選ばれました。敵はすべてフォード車です。

トランスフォーマーは子どもから大人まで幅広い層から人気を集め、この映画の影響でカマロの人気も再燃しました。

大排気量エンジンをもつスポーツカーであるカマロ。総重量でパワフルな加速でダイナミックに軽快な走りを堪能できます。

カマロ/シボレー

アルピーヌA310/ルノー

エヴァンゲリオン新劇場版 序

1995年にテレビアニメが放送されてから今に至るまで、「新世紀エヴァンゲリオン」は根強い人気を誇り続けています。
NERV戦術作戦部作戦局第一課・課長である葛城ミサトの愛車として有名なのが、アルピーヌ・ルノーA310。「新世紀エヴァンゲリオン 序」の冒頭に登場するアルピーヌ・ルノーA310は、敵への攻撃に巻き込まれ、大破してしまいます。ミサトはアルピーヌA310の他に、フェラーリやマツダコスモスポーツを運転する姿も見られます。

1955年に設立されたアルピーヌが、親会社であるルノーのエンジンなどをベースに開発したスポーツカー。当時開発されたA110を継承しつつも、さらに骨太で居住性にすぐれた豪華なデザインになりました。
しかし、重量が増した分運動性能が低下し評価はあまり高くありませんでした。そのため、内装品をスリム化したり、フロント以外のガラスをアクリルで代用して足回りを向上させたりと、さまざまな工夫が施されています。

アルピーヌA310/ルノー

今回紹介した映画に登場する車は、いずれも視聴者に印象深く記憶を残しています。
映画において車は重要な役割を担い、ストーリーに華とダイナミックさを添えてくれる役者でもあります。また、視聴者にとっては憧れの外車を登場人物たちと一緒に体験できるような気分になれるかもしれません。

ぜひ、映画を通してステキな車と出会うチャンスをつかんでくださいね!

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