2015年式ポルシェ911を高値で買取してもらう方法
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2015年式のポルシェ911は、中古車市場において高値で取引されているため、高額買取を狙える車種です。
車両状態やグレードによって査定価格は異なりますが、1,000万円以上で取引されている車両も多く存在します。
「ポルシェ911を高値で買取してほしい」「どこに買取依頼して良いか分からない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2015年式ポルシェ911を高値で買取してもらう方法を詳しく解説していきます。
2015年式ポルシェ911の魅力や買取におすすめの業者も紹介するので、売却前にぜひご参考ください。
ポルシェ 911 2015年式の魅力と人気の理由
ポルシェは言わずと知れた、スポーツカーをはじめとしたドイツの高級自動車メーカーです。
エレガントなデザインと高い走行性能が、多くのスポーツカー愛好家の憧れの存在です。
そのなかでも伝統的な911シリーズは、1963年に発売以来多くのモデルチェンジを経て進化してきた人気のモデルです。
2015年モデルは2011年から販売されており、スポーツ性能や利便性が向上しているモデルです。
デザインは滑らかな曲線とスポーティなフォルムによって、クラシックでありながらも現代的なスタイリングとなっています。
グレードは「カレラ」や「ターボ」「タルガ」「カレラ4 GTS」などがあり、多くのラインナップから好みの1台を見つけられます。
どのグレードでも高い走行性能を備えているので、スポーティーなフォルムと快適な走行を楽しめることが人気の理由といえるでしょう。
911シリーズは2019年をもって生産終了となってしまいましたが、美しいフォルムや走行性能が評価され、現在も中古車市場で人気を集めています。
買取市場での需要の高さ
ポルシェ911は買取市場でも多くの需要を集めているモデルで、買取市場でも高値で取引されやすい傾向です。
特に2015年の9月予約モデルは、革新的な水平対向ターボエンジンが搭載されており、より走行性能が高くなっています。
2024年時点、9年経過している2015年モデルが1,000万円を超える価格で流通しているほど価値の高いモデルです。
ポルシェ911は販売が終了した現在も、リセールバリューが高いことで中古車市場でも人気となっています。
売却する方は、買取査定のポイントやコツを抑えておくとさらに高額買取ができるでしょう。
ポルシェ 911 2015年式の特徴
それでは、以下より人気の2015年式(平成27年式)ポルシェ911の特徴について詳しく見ていきましょう。
3つの項目に分けて順にご紹介していきます。
- エンジン性能
- 内装と外装のデザイン
- テクノロジーと安全機能
エンジン性能(ドライビング体験)
2015年式のポルシェ911カレラは、3リッターツインターボへとパワーユニットを変更しています。
水平対向6気筒エンジンが搭載されており、パワフルですが省燃費性の高いドライブを楽しめるようになっています。
ポルシェ911では初めてターボが搭載されました。
これにより強靭なトルクを体感でき、さらにポルシェらしい加速を実現しています。
アクセル操作に対するパワーフィールは自然で、加速するたびにパワーが伸びていく感覚を存分に楽しめるでしょう。
内装と外装のデザイン
2015年式のポルシェ911は内装は高級感に溢れており、外装はスポーティーなデザインが特徴的なモデルです。
内装はセンターコンソールからインパネにかけて大きなT字を描くデザイン。センターコンソールには傾斜が付いているため、操作性にも優れています。
全体的に上質な雰囲気に仕上げられ、高級感を味わえるデザインで統一されています。
外装はポルシェ独自の流線型フォルムが特徴的で、エアロダイナミクスが刷新されています。
しかしながら、特徴的な楕円形ヘッドライトは前モデルから継承され、ポルシェならではの伝統的なデザインを受けついでいます。
2015年式のポルシェ911は、操作性の良い上質な内装とスポーティな外装デザインが最大の特徴と言えるでしょう。
テクノロジーと安全機能
2015年式のポルシェ911は、テクノロジーと安全機能にも優れています。
2015年9月に予約開始となったモデルには、新しいインフォテインメントシステム「PCM」が全車標準装備されました。
これにより、Wi-FiやBluetoothなどでよってスマートフォントとの接続が可能になり、インターネットを介したサービスも利用できるようになりました。
さらにポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステムが搭載され、スポーツ走行時の安全性能が向上しました。
エアバックはもちろん、トラクションコントロールやブレーキアシストも標準装備されています。
ポルシェ 911 2015の買取査定ポイント
では、実際にポルシェ911(2015年式)を売却する際、どのような点に気をつけたらよいのでしょうか。
以下より、一般的な査定ポイントにおける注意点についてご説明していきます。
- 走行距離
- 車の状態
- メンテナンス履歴
走行距離
2015年式ポルシェ911に限らず、査定における重要なポイントの1つはやはり走行距離です。
走行距離は車両の使用状況や状態を直接的に反映する指標であり、のちの購入者にとっては信頼性と耐久性を判断する材料となります。
やはり走行距離は少ない方が高額査定に繋がりやすいです。
ポルシェ911の場合、5万キロ未満の査定額が最も高くなる傾向にあります。
10万キロ超えている場合、過走行の車両は故障のリスクが高くなることから、マイナスポイントになりやすい傾向です。
20万キロを超えそうな場合は、タイミングチェーン交換の有無もポイントになるでしょう。
車の状態(内外装の状態、事故歴など)
ポルシェ911の査定ポイント2つ目は、内外装の状態や事故歴などの車両の状態です。
車の外装については、塗装の状態や傷・ヘコミの有無などが査定価格に影響してきます。
高級車の場合、新車購入時にガラスコーティングをしていることが多いと思います。
しかし耐久年数を超えていると、被膜が剥がれて小傷がつきやすくなります。
当然このような状態は査定額に影響するので、日頃からのメンテナンスに気をつけましょう。
次に内装の状態として、シートの状態やステッチのほつれ、ダッシュボードやコンソールの傷や汚れが見られやすいポイントです。
シートのへたりや汚れがなく、ステッチの状態などが綺麗であれば、中古車市場でも需要が高くなることから高額査定を目指せます。
事故歴の有無も査定価格を算出する上で重要な項目となります。
なかには事故歴を偽って報告する方もいますが、査定のプロが見ればすぐに分かりますので正直に報告をしましょう。
メンテナンス履歴
ポルシェ911のどのような整備がされていたか把握できるように、メンテナンス履歴があると好印象です。
中古車として販売する場合も、過去のメンテナンス履歴が分かる車両だと人気を集めやすいため、この履歴があるとないとでは査定額が変わってきます。
メンテナンスを依頼した際は、通常整備工場から整備記録簿や整備明細書が発行されます。
これを保管しておき、査定依頼の際に提出することでメンテナンス履歴が分かります。
これらは紛失しないよう、車検証と一緒に保管しておくとよいでしょう。
ポルシェ911の高額買取のコツ
2015年式のポルシェ911を売却する際は、売却時期の選び方など高額査定のコツが3つあります。
- 定期的なメンテナンスと記録の保持
- プロによる詳細なクリーニング
- 売却時期の選び方
高額買取の3つのコツを抑えることで、ポルシェ911を高値で売却しやすくなります。
定期的なメンテナンスと記録の保持
中古車は新車に比べ故障のリスクが高いことや保証が限られているため、中古車市場では定期的なメンテナンスが行われている車両が好まれます。
先にも述べましたが、定期的なメンテナンスと整備記録簿の保持が重要になります。
どのように行われていたかを把握するため、整備記録簿は必ず保管しておきましょう。
また、ポルシェの正規ディーラーにはスケジュールド メンテナンスプラン(PSMP)というものがあります。
このPSMPには、新車購入から5年間の法定点検、車検整備、オイル交換などが含まれています。
このプランに加入している場合、メンテナンスの信頼度が高まり高額査定に繋がりやすいです。
定期的なメンテナンスと整備記録簿を保管しておき、売却の際には高値で買取してもらいましょう。
プロによる詳細なクリーニング
ポルシェ911を高値で買取してもらうコツ2つ目は、査定前にプロによる詳細なクリーニングをしてもらうことです。
綺麗な状態で査定をしてもらうことにより、査定士には大切に扱われていたという印象を与えられます。
車両の外観はもちろん、内装やエンジンルームなど隅々まで徹底的にクリーニングしてもらいましょう。
ポルシェの内装は淡いカラーリングの車両もあるため、シートの汚れやハンドルなどを綺麗に仕上げてもらうこともポイントです。
高級車だからこその良さを引き立たせられるように、査定前には車を綺麗にしておきましょう。
売却時期の選び方
2015年式のポルシェ911を高値で買取してもらうコツとして、最後に最適な売却時期を選びましょう。
特に車両自体が高額なため、査定時期によっては大きな金額差がでてくるかもしれません。
一般的に中古車市場において需要が高くなる時期は、2月~3月と8月~9月といわれています。
企業の決算時期や新生活が始まるなど、多くの要素が相まって中古車需要が高くなります。
したがって売り時は需要が高まる1ヵ月ほど前となります。
しかし、ポルシェ911は嗜好性が高い高級車であるため、一般的な市場の需要とは少し異なります。
傾向としては、ドライブシーズンである4月以降に需要が高まります。
売り時は4~5月頃がベストでしょう。
特にポルシェ911カブリオレは、初夏にかけて需要が高まるので、春に売却するのをおすすめします。
しかしながら、ポルシェ911はよい車両があれば時期を選ばずして購入されます。
リセールバリューも高く価値が下落しにくいので、売却を検討し始めても焦って売却する必要はありません。
したがって、売却時期よりもメンテナンスや車両のクリーニングに注力をした方がいいでしょう。
車両状態を良好に保つことで高額買取してもらえる可能性が高くなるため、売却時期は慎重に見極めましょう。
また、売却を検討し始めたら、専門の買取業者へ買取依頼時期の相談を持ちかけることもおすすめです。
ポルシェ 911の買取におすすめの業者
ポルシェ911を高額で売却できるようにおすすめの買取業者について、以下の2項目について解説していきます。
- 外車専門の買取業者を選ぶ
- 外車専門の買取業者とは
より高額査定を目指すのであれば、ポルシェ911の価値を最大限引き出せる買取業者を選択することが重要です。
それぞれの項目を詳しく解説するので、ポルシェ911の売却先を決める際の参考にしてください。
外車専門の買取業者を選ぶ
ポルシェ911の買取業者を選ぶ際は、なんといっても外車専門の買取業者を選ぶことをおすすめします。
ポルシェ911は複数ラインナップされているため、グレードや車両状態によって査定価格は大きく前後します。
現在主流となっている一括査定は、国産車も含めた買取業者が行っているケースがほとんどのため、希少なモデルやカスタムが見逃されてしまう可能性があります。
また、一括査定の場合、横のつながりから査定の談合が行われているケースもあるでしょう。
外車専門の買取業者は、外車ならではのノウハウや経験が豊富なため、限定モデルやカスタムなども見逃さずチェックして査定を行ってくれます。
外車専門の買取業者とは
まず、輸入車は国産車とは異なるポイントで査定を行う必要があります。
その点を熟知しているのが外車専門の買取業者なのです。
一般的な国産の大衆車の場合、日常で使用することが大半なため、査定ポイントは年式や走行距離、グレードが基準となります。
輸入車の場合、もちろん年式や走行距離も査定ポイントになりますが、それ以上にグレードや希少性などが大きく左右します。
ポルシェ911の場合も、グレードや希少性はもちろん、カラーやどのようなカスタムを行っているのかなどをチェックします。
さまざまな外車の中古車の販売価格を調べると目にするのが、同じモデルでも年式が古い方が高い車両です。
これは人気モデルの需要をもとに査定額を算出しているためで、これは最近の旧車ブームを見ればわかりますね。
外車専門の買取業者は、高級外車特有の需要から査定額を算出している点が、一般的な買取業者と異なる点です。
外車専門の査定士は、マニュアルにはない経験やノウハウをもとに査定を行っていることが強みです。
そのため、外車専門の買取業者に査定依頼することで価値を最大限引き出すことができるのです。
ポルシェ 911の買取を成功させるためのポイント
2015年式ポルシェ911の魅力や特徴、高く買取してもらうためのコツなどを詳しく解説してきました。
最後に、ポルシェ911を高値で買取してもらうためのポイントをまとめてみましょう。
- 車の状態を良好に保っておく
- 整備記録簿を準備しておく
- 売却まで定期的なメンテナンスを行っておく
- 査定前には車を綺麗にする
- 売却時期は春などのドライブシーズン前を選択する
- 外車買取専門業者へ査定依頼する
本記事で解説してきたように、ポルシェ911を高額買取してもらうには、ポイントを抑えて査定してもらう必要があります。
外車バトンも外車専門の査定士と提携した買取サービスです。
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2015年式のポルシェ911を買取依頼する方は、本記事を参考にしていただき、最高額で売却しましょう。